楽しいことがたくさんある子育てですが、それと同じくらい、もしかしたらそれ以上に大変なことってありますよね。
その中でも子供とのお風呂に苦労されている方も多いのではないのでしょうか?
「お風呂入るよ〜」という言葉を聞いただけで泣き叫んだり、完全に入浴を拒否されて手を焼いているパパやママも多いはずです。
なんとかお風呂に入れても、シャワーをかけようとするだけで暴れられたり、そのせいでお風呂が長引くとついイライラしちゃったりすることもあります。
そこでこの記事では、なぜ子供はお風呂が嫌いなのかその理由と、その克服方法についてお伝えします。
お風呂をどうしても嫌がったときに入れる方法についてもお話ししますので、子供がお風呂を嫌がって困っている方は、ぜひ最後まで読んでくださいね。
子供のお風呂嫌いは親の行動に原因があった!?
そもそもどうして子供はお風呂が嫌いなのでしょうか?
克服する方法を考えるために、まずは原因について考えてみると
ポイント
・楽しく遊んでいるのにお風呂のせいで中断された
・服を脱ぐのが寒い
・顔にシャワーがかかるのが怖い
・シャンプーが目に入って痛かった
・お湯の温度が熱かった、または冷たかった
・滑って転びそうになったのが怖かった
・お風呂でパパやママがイラついている
などいろいろな理由があるように思いますが、これってどれも「お風呂に入ると嫌な思いをするから」ということなんですよね。
子供はお風呂に入ると嫌なことがあると認識していて、お風呂は楽しくないものだと思っているのです。
今までお風呂が好きだったのに、急に嫌いになった場合も同じ理由が考えられます。
ではどのようにしたら「お風呂に入っても嫌な思いをしない」と思ってもらえるのでしょうか?
アイデア満載!子供のお風呂嫌いを克服させる方法
子供がお風呂嫌いになる理由は「お風呂で嫌な思いをするから」というなので、お風呂は嫌なところではない、楽しいところであると思ってもらう必要があります。
どうしたら「お風呂で嫌なことは起きない」「お風呂は楽しいところ」と思ってもらえるのか、先輩ママたちのアイデアをまとめました。
いろんな方法があるので、お子さんにあった方法を見つけみてください。
子供が好きなキャラクターのシャンプーにする
シャンプーが苦手なお子さんには、キャラクターシャンプーがおすすめです。
子供用に作られているので目に滲みにくく、多くの商品がリンス入りなので、髪の長い子はリンスの手間が省け時短になります。
一緒に買いに行って「今日からこれを使おうね」と一言添えておけば、お風呂を楽しみにしてくれるかもしれませんね。
入浴剤を使ってみる
入浴剤を好きなお子さんは多いので、我が家も子供たちはみんな入浴剤が好きです。
いろいろな種類がありますが、特に人気があるのはおもちゃが中に入っている入浴剤や、炭酸が出る入浴剤です。
ドラッグストアやスーパーだけでなく、100均にも様々な子供用の入浴剤が売られています。
毎日使うことに抵抗がある方も、どうしても入ってくれないときの秘密兵器として用意しておくのもいいと思います。
お風呂専用のお気に入りおもちゃを見つける
お風呂だけにしかない特別感を出すのにおすすめなのが、お風呂専用のおもちゃを用意することです。
水を入れたら回る水車や、シャワーのおもちゃもあります。
わざわざ買わなくても、家にあるものでも楽しめます。
例えばタオルに空気を入れて遊べば、普段できない遊びなので子供は喜んでくれるのです。
空のペットボトルやマヨネーズの容器などもおもちゃに変身してくれます。
またゴーグルでプールみたいに潜ることも喜んでくれます。
シャンプーハットを使う
顔にシャワーやシャンプーがかかるのがどうしても嫌なお子さんの場合、シャンプーハットを使ってみるのもいいでしょう。
完全に防ぐのは難しいですが、顔にかかる量は減らせます。
猫の耳が付いたシャンプーハットや、アンパンマンなどのキャラクターが描かれたシャンプーハットもあるので、お子さんが喜びそうな物を選ぶといいですね。
スマホなどで動画を見せる
子供がテレビなどに夢中になっているときが、一番お風呂に入ってくれないと言っても過言ではありません。
そんなときはお風呂で動画を見せるのがおすすめです。
防水ケースのスマホやタブレットを利用したり、防水ケースに入れて見せることができます。
ただし商品によってはお風呂NGなので、必ず取扱説明書を確認してください。
ご褒美を作る
ワーママやワンオペのママは忙しくて、ゆっくりお風呂で遊ぶ時間も惜しいものです。
そんなときにおすすめなのがご褒美を作ること。
「お風呂に入ったらテレビが見られる」や「お風呂に入ったらジュースが飲める」などのちょっとしたご褒美でも効果は抜群です。
ただし「お風呂に入らないならテレビは見せない」などのネガティブな言い方はかえってお風呂にマイナスなイメージを与えてしまうので注意してください。
子供がお風呂を嫌がったときの心得
子供のお風呂嫌いを克服させたくても、すぐに好きになってくれるわけではありません。
そこでここでは、子供がお風呂を嫌がったときに、親がどのように対応したらいいのかお伝えします。
忙しい日々を過ごす中で、嫌がるお風呂に入れ続けるのは本当に大変です。
でも子供とお風呂に入れるのは長くても10年ちょっと。
少しの工夫でいい思い出になりますので、参考にしてくださいね。
親がお風呂を楽しむ
毎日忙しい中でお風呂を入れるのは大変で、ついつい作業みたいになって、早く終わらせたい一心で入浴してしまいます。
子供にもその気持ちが伝わって「お風呂=楽しくない」と思ってしまっていることもあります。
なのでお風呂は楽しいところであることを、親が体現します。
子供は親が楽しいことに興味を持ってくれるので、一緒に楽しんでください。
毎日が難しい場合は、まずは休日などに試してみてくださいね。
お風呂に対してポジティブな声かけをする
お風呂は大人でも、入るのが面倒臭いと思うことあります。
ですが親が「面倒だから早く入っちゃおう」などと子供に言ってしまうと、子供にとっても面倒なことだとインプットされてしまいます。
なので「お風呂に入ると気持ちいいよ」や「寒いからお風呂であったかくなろう」など、ポジティブな声がけをして、お風呂は楽しいところだと思わせましょう。
子供が喜ぶおすすめのお風呂用おもちゃ
ここからは子供がお風呂を楽しみにしてくれるような、お風呂で使えるおすすめのおもちゃを紹介します。
100均などで手に入るものもあるので、ぜひ参考にしてください。
水鉄砲
水遊びの定番水鉄砲は、お風呂でも活躍してくれます。
ピストルタイプだけでなく、小さい子供でも撃ちやすい形状の物や、可愛い動物タイプもあります。
撃ち合いっこだけでなく、的当てゲームでも楽しむことができます。
水風船
こちらも水遊びの定番です。
水を入れるとみるみる膨らんでいくのを見るのも楽しいですし、ぶつけたときにパーンと弾けるのも楽しいですよね。
中に水を入れて、破けたときに冷たいのも子供は喜んでくれます。
ただし水風船は破けたときにゴミが出やすいので、排水溝に詰まらないように注意してください。
金魚すくい
湯船に浮かべた金魚などの人形を、ポイや釣竿で釣り上げる金魚すくいも人気です。
釣竿のものは難しいので、まずはポイの金魚すくいから始めるといいでしょう。
シャボン玉
外遊びの定番シャボン玉も、お風呂で遊ぶことができます。
売っているシャボン玉を使ってもいいですし、石鹸やボディソープでシャボン液を作って、ストローで膨らましてもOKです。
お風呂用クレヨン
最近では100均でも売っているお風呂用のクレヨン。
水で流せばすぐに消えるので、お風呂の壁に思いっきり落書きすることができます。
部屋の壁への落書きは、ほとんどの家で禁止されていると思うので「お風呂でならできる」という特別感が、子供にとってお風呂は楽しいところという認識に変わってくれるはずです。
まとめ
お風呂は子供との大事なスキンシップの時間ですが、子供がお風呂嫌いになってしまうと、親としてもストレスが溜まってしまいます。
子供のお風呂嫌いの理由は「お風呂に入ると嫌な思いをするから」という気持ちによるところが大きいので、少しでもお風呂が楽しいところだと思ってもらうことが大切です。
まずはお風呂嫌いを克服してもらうために、おもちゃや入浴剤などを活用してみてください。
最近ではおもちゃ屋さんだけでなく、100均などでも様々なお風呂グッズが売っています。
お子様のお気に入りを見つけて、親子で楽しいお風呂タイムにしてくださいね。