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知っておくべきフォローアップミルクのデメリット5つ

離乳食が3回食になる頃に、気になるのがフォローアップミルクです。

フォローアップミルクについて調べてみると「赤ちゃんに必要ない」「与えないほうがいい」という意見もあって、飲ませるか悩んでしまうママも多いのではないでしょうか?

そこで、こちらの記事ではフォローアップミルクのデメリットとや危険性だけではなく、問題を回避する方法や食事からの栄養を摂る方法について解説していきます。

少しでもあなたの迷いが晴れたら嬉しいです。

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フォローアップミルクって本当に必要?専門家の見解は?

フォローアップミルクは離乳食から栄養を摂れていれば、必ずしも必要ではありません。

母乳や育児用ミルクから牛乳が飲めるようになる1歳までの橋渡しの役割りを果たします。

フォローアップミルクは法律で粉ミルクとして規定されていますが、栄養を補助する目的とした食品として開発されたもので、育児用のミルクとは区別されているのです。

アメリカ小児科学会では「不必要」とされ、日本小児栄養消化器病学会では「フォローアップミルクは乳児期の栄養法としての必要性は認めない」とされています。

つまり、専門家も原則は必要ないという立場をとっているのです。

フォローアップミルクのデメリット5つ

フォローアップミルクのデメリット5つについて解説していきます。

甘いからやめられない・牛乳を飲まない

フォローアップミルクを飲んでいるお子さんは、卒乳や牛乳への移行に苦戦する場合があります。

フォローアップミルクには赤ちゃんが飲みやすくなるように、オリゴ糖やデキストリンなどの甘味がついているためです。

もし、すでに牛乳への移行にお悩みでしたら、フォローアップミルクと牛乳を混ぜて慣らすことをオススメします。

そして、だんだんフォローアップミルクの量を減らしていけばOKです。

亜鉛や銅が含まれない

育児用ミルクと比較したときのデメリットです。

フォローアップミルクは法律上、育児用ミルクと区別するために亜鉛や銅の添加が認められていません。

亜鉛は、味覚、成長、免疫、貧血防止などで重要な役割があり、体に貯蔵できないので毎回の食事から補う必要があります。

一方、フォローアップミルクで強化されている「鉄」と「カルシウム」は育児用ミルクにも含まれているため、欠乏の心配は要りません。

また、母乳は「鉄」の含有量は少ないですが、吸収効率がミルクよりもよいといわれています。

ですから、離乳食で栄養をある程度摂れるようになるまではフォローアップミルクではなく、育児用ミルクや母乳を与えましょう。

むし歯のリスクがある

フォローアップミルクは糖類が入っていますから、むし歯のリスクがあります。

成長するにつれて、おやつに糖類が入ったものを食べる機会も増えるので注意したいポイントです。

とくに哺乳瓶で飲んでいると歯にミルクが残りやすく、むし歯リスクは跳ね上がるので、フォローアップミルクはコップやマグで飲ませるようにしましょう。

また、飲んだ後にお茶やさ湯で口の中をスッキリさせておくのも大事です。

手間がかかる

コップに注ぐだけの牛乳と比べて、お湯や水に溶かして飲ませるフォローアップミルクは手間がかかると言わざるを得ません。

また、お腹いっぱいで離乳食の進みが悪くなっては本末転倒ですから、飲ませるタイミングや量などを考えて作る必要があります。

もし、生活習慣の1つにフォローアップミルクが組み込まれているのであれば、おやつのときだけにする、料理に使うにとどめるなど回数を減らして手間を減らしましょう。

離乳食が進まない

フォローアップミルクを欲しがる分だけ与えてしまった結果、満足してしまい離乳食を食べなかったり、うまく進められなかったりするケースをよく見聞きするのではないでしょうか?

親は減らしたくても泣かれてしまって、ついつい続けてしまうこともあるようです。

メーカーごとにお子さんの発育に合った1日の目安量が商品やホームページに書かれているので、目安量を超えないように飲ませてあげてください。

フォローアップミルクはあくまで離乳食を補助するためにあるので、離乳食の進み具合や体重をみて、調整する必要があります。

フォローアップミルクはデメリットどころか危険性まで?

フォローアップミルクは、危険性すらあるという声を時々聞きますが、適量を飲ませているのであれば、けしてそのようなことはありません。

その理由を解き明かしていきましょう。

内臓に負担?

赤ちゃんの消化器官は未発達なので、タンパク質やミネラルが添加されたフォローアップミルクは、負担がかかるのではないかという懸念があるようです。

しかし、フォローアップミルクはタンパク質やミネラルが多過ぎて、腎臓に負担をかけるといったことがないよう調整されている食品です。

厚生労働省もフォローアップミルクの特徴として「腎機能の負担にならないように、ナトリウム、カリウムを減らし、カルシウムとリンのバランスを調整している」という点を挙げています。

もちろん、飲ませすぎの場合はその限りではありません。

フォローアップミルクは赤ちゃんの月齢や離乳食の進み具合によって上限量が違うので確認して、しっかり守りましょう。

塩分が多い?

フォローアップミルクは塩分が多いという声をよく聞きます。

塩分は生きるうえで必要な成分ですが、 量によっては腎臓機能が未熟な赤ちゃんには負担が掛かってしまう可能性はあります。

厚生労働省によれば、1日あたりの食塩量の目安は6〜11ヶ月の赤ちゃんで1.5g、1〜2歳は3gとされています。

製品にもよりますが、100ml分に希釈した場合のフォローアップミルクの塩分量は0.07g、育児用ミルクで0.03g程度なので、たしかに育児用ミルクと比較した場合に塩分量は多いです。

しかし、1日に摂取する目安量を考えると塩分が多すぎる印象はありません。

アレルギーが起こる?

フォローアップミルクは早期からタンパク質を与える為、アレルギーを起こしやすくなるのではないか?という声があります。

たしかにアレルギーは、タンパク質が原因でも起こります。

しかし、タンパク質の多い食物が原因になりやすいわけではありません。

肉類はタンパク質の塊ですが、肉アレルギーを持つ人の話はほとんど聞いたことがないのではないでしょうか?

フォローアップミルクは飲ませるメリットも!

フォローアップミルクには、毎日飲ませなくてもいざという時に用意しておくと便利というメリットがあります。

離乳食が3回食になっても、まだまだ食べムラが激しかったり、ときにはかたくなに口を開いてくれなかったりと食事から十分な栄養が摂れないことは多々あります。

そんなときに、フォローアップミルクがあれば安心です。

フォローアップミルクを与えるか迷ったときは、飲ませるか飲ませないかの2択に捉われる必要はありません。

困ったときのお守り代わりにスティックタイプなどで少量をストックしておいて、料理に使ったりおやつ代わりにしたり臨機応変に使用すれば大丈夫です。

フォローアップミルクには頼らない?食事から栄養を摂るには

フォローアップミルクに頼らず、なるべく食事から栄養をとらせてあげたい親御さんが多いのではないでしょうか?

そこで、フォローアップミルクで強化されている栄養素

  • カルシウム
  • 鉄分
  • DHA

について、食事からとりやすい方法を解説していきます。

カルシウムの不足が心配なら

カルシウムは吸収されにくい栄養素といわれています。

効果的にカルシウムを摂取するためには、ビタミンDと一緒に摂ることをオススメします。

ビタミンDは腸からカルシウムを吸収するサポートをしてくれるためです。

ビタミンDを豊富に含む食べ物の中で、サーモンやツナや卵はお子さんでも食べやすいのではないでしょうか?

鉄分の不足が心配なら

鉄分を効率よく摂るなら牛や豚のヒレ肉、レバー、マグロやカツオがよいですが、なかなかこれらをパクパク食べてくれるお子さんは多くないです。

納豆、小松菜、ひじきなどの植物性の食品と、肉や魚に含まれる消化酵素を食べ合わせると鉄分の吸収率があがるため、お子さんが食べやすい白身の魚や鶏肉と一緒に食べましょう。

ビタミンCも植物性食品に含まれる鉄の吸収をよくしてくれるので、デザートで果物を添えるのもオススメです。

鉄分が強化されたヨーグルトや、ウエハースなどもありますので、おやつで足してあげてもよいでしょう。

DHAの不足が心配なら

DHAは青魚に多く含まれますが、正直にいって青魚の下ごしらえは大変ですし、食べてくれなかったときのショックは大きいです。

そんなときに、サバ缶やツナ缶などの缶詰が味方をしてくれます。

水煮缶の汁も最大限に活用できる味噌汁やスープだと赤ちゃんにも食べやすいです。

産業技術総合研究所と企業の共同研究によると、DHAの摂取は朝が効果的といわれているので、朝食に足してみてはいかがでしょうか?

まとめ

フォローアップミルクは原則的に必要ではありません。

味が甘いので飲むのをやめられなくなってしまったり、むし歯のリスクがあったりというデメリットもあります。

フォローアップミルクに頼ってしまうと、離乳食が進まなくなるというケースも否めません。

しかし、どうしても離乳食が思うように進まず子どもの栄養が心配なときには、とても役に立ちます。

これといった危険性もないので、基本的には離乳食で栄養を摂り、どうしてもというときには利用するのも手です。

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フォローアップミルクと上手におつきあいしたいものですね。