本当にこの育て方で合っているのかな?
うまく子育てできず、イライラしてしまう。
育児に関してこのように悩むことってありますよね。
しかも子どもの性格は千差万別で、「これをやればOK」というものがありません。
悩みがあっても相談する相手がいない場合もあるでしょう。
もしかしたら家族が育児に積極的ではないかもしれません。
では育児に悩んだときはどうすればよいのでしょうか。
そのような時におすすめなのが電話相談です。
育児をしていく上で悩みがあったときに使うのが、この電話相談です。
育児をしていると、漠然とした不安が出てきたり、話を聞いてもらいたいことも出てくるでしょう。
育児に関する電話相談とは?
電話相談では相談員が親身になって話を聞いてくれるので、辛さが軽減したり、不安をやわらげることができます。
電話相談は自治体等が運営する窓口や民間団体・企業が運営する窓口がありますが、この記事では自治体等が運営する電話サービスについて説明します。
電話相談は、以下のような特徴があります。
ポイント
- 相談料は無料
- 電話相談では育児に関することだけでなくイライラした気持ちも聞いてもらえる
- 育児に関する専門的な知識を持つ人に相談できる
- 守秘義務があるのでプライバシーは守られる
- 匿名で相談できる
- 24時間相談できる相談窓口もある
ひとつずつ詳細を見ていきましょう。
相談は無料
「相談したいけれど、お金がない」
特にお金に不安がある場合など、相談料が気になる場合もあるでしょう。
しかしそのような心配は不要です。
電話相談は無料でできます。
民間団体や企業では一部有料の電話相談サービスを行っている相談窓口もあります。
心配な場合は、自治体等が開催している無料の電話相談を利用しましょう。
電話相談では育児に関することだけでなくイライラした気持ちも聞いてもらえる
電話相談では以下のようなことが相談できます。
ポイント
- この月齢・年齢の子はどのようなものを食べさせたらよいのかわからない
- こんなときどう対応したらいいのかわからない
- 家族が育児に積極的ではないがどうしたらよいのかわからない
- 子どもがかわいく思えない
- いつもイライラしてしまう
- お金に不安がある
- 育児に自信が持てない
- 子どもの栄養が足りているかわからない
- どうやってしつけをすればよいかわからない
このようなことが相談できます。
もちろん上記に挙げた以外の相談も可。
また女性の場合「何かよくわからないけど、話を聞いてほしい」ということもよくあると思います。
特に出産後はホルモンバランスが崩れることがよくあり、情緒不安定になる人も多いようです。
でもこの時期は落ち込んだりイライラしたりするのが普通です。
そんな時にも育児の電話相談を活用し、悩みだけではなくイライラする気持ちなどを解消してくださいね。
育児に関する専門的な知識を持つ人に相談できる
「育児情報ならネットでも見られるのでは?」
そのように考える場合もあるかもしれません。
しかしネット上の情報がすべて正しいわけではありません。
育児に関する「あたりまえ」は日々変わってきています。
もしかしたら古い情報も混ざっている可能性もあります。
でも電話相談ならそのような心配もいりません。
育児に関して専門的な知識を持つ人が責任をもって対応してくれるので、誤った情報や古い情報を教わることはないでしょう。
守秘義務があるため、プライバシーは守られる
「相談内容が他人に漏れないかな?」
「家族にも知られたくないのだけど、大丈夫なんだろうか」
話す内容を他の人に知られたくない場合もあるでしょう。
電話相談では守秘義務があるため、相談内容を口外されることはありません。
安心して電話相談してくださいね。
匿名で相談できます
「自分の名前も名乗りたくない」
相談内容によっては、自分の名前も言いたくない場合もあると思います。
そのような時は匿名相談ができる窓口を利用しましょう。
相談内容を誰にも知られないことはもちろん、「どこのだれか」ということも明かす必要なく悩みを相談できます。
注意:相談する窓口によっては匿名で相談できない場合もありますので、事前に確認してくださいね。
24時間相談可能な相談窓口もあります
「忙しくて電話できるのが夜中しかない」という人のために、24時間相談可能な相談窓口もあります。
家族や子どもが寝静まったときにコソっと電話、ということもできますね。
休日のみ24時間電話可、平日は19時までというように曜日によって変わる所もあるので、事前に調べておきましょう。
子どもが小学生・中学生でも相談できます
「子どもがもう小学生だけど、相談できるのかな?」
育児相談というと赤ちゃんの育児相談、というイメージがあるかもしれません。
しかし赤ちゃんではなく小学生や中学生の子どもを持つ親を対象とした相談も受け付けている相談窓口があります。
相談窓口によって対象年齢が少しずつ変わってきますので、ホームページなどで確認してくださいね。
育児には終わりがないからこそ幅広い年齢を対象に相談ができます。
どこに電話すればよいかわからない場合
では実際に相談する際、どこに電話すればよいかわからないかもしれません。
例えば世田谷区にお住まいであれば、ネットで「世田谷区 育児 電話相談」で検索すると、最寄りの電話相談窓口が載っているホームページが出てきます。
電話番号だけでなく、どのような相談ができるのかも併せて載っているホームページが多いので、内容を確認して自分に合ったところへ電話してください。
また医療に特化した電話相談は「こども医療電話相談」です。
「子どもの病気・けがといえば#8000」と覚えているかもしれません。
全国統一の短縮番号#8000に電話をかければお住まいの都道府県の相談窓口に転送されるサービスで、小児科医・看護師から適切な対処方法やアドバイスを受けられます。
なお固定電話だけでなく、携帯電話・スマートフォンからも#8000は利用できます。
また公共機関の他にも、独自に相談窓口を運営している企業もあります。
有名なのは森乳コミュニケーションが運営しているエンゼル110番。
2020年5月でなんと開設45周年を迎えたそうです。
電話相談は「0800-5555-110」。
妊娠中~小学校入学前までの子どもをお持ちの方が対象で、妊娠・育児に関する相談を受けることができます。
フリーダイヤルなので無料で相談できるのが良いところ。
食事に関することやしつけに関する悩みなどがあるときは、ぜひ使ってみてください。
ただし病気の診断や治療、家族関係の相談は対応できないこともあるそうなのでご注意ください。
参照:エンゼル110番
電話相談の他にも育児に関する情報が豊富なホームページがあるので小さい子がいるご家庭は嬉しいですね。
電話相談した人の感想
ポイント
- いつの間にか、全て吐き出せた事で私の心はスッキリしました。
- 話をしてみて、自分の子育ての判断軸は間違っていなさそうだなと自信を持てました。
- 市の電話相談で息子の行動について聞いてみたけど、すごく納得しました。
- 本当に追い詰められていたけれど助かりました。
- 育児の電話相談で泣いたらすっきりしました。
- 相談員さんはすごく寄り添って話を聞いてくれてすっきり。
- 気さくに相談にのってくださるので、敷居は高いと思いますが、一人で抱えるよりかは良いと思います。
では相談した結果どうだったのか、実際に電話相談した人の感想をあげてみます。
他にも実際に相談はしていないけれど、電話相談があることで安心して育児している人もいました。
このように育児に関する電話相談は、子どもがいる人にとってのセーフティネットになっているようです。
まとめ
子どもがいれば育児の悩みはだれでも持っています。
ネット社会と言っても正確で的確な情報ばかりではありません。
そのような時に活躍するのが電話相談です。
ポイント
- 子育てのプロの話が聞ける
- 相談は無料
- 24時間相談できる窓口もある
- 小さなことでも相談できる
- 相談内容や個人情報などのプライバシーは守られる
- 匿名で相談できる窓口もある
- 忙しいときでも外出せずに相談できる
子育ての悩みは尽きないもの。
何かあったときはひとりで抱え込まず、自分では小さいと思っていることでも電話で育児に関する相談をすることをおすすめします。