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言うことを聞かない時こそチャンス!子供の自己肯定感が育つ対応とは?

最近ちっとも言うことを聞いてくれなくて、子供を叱ってばかり…なんて悩んでいるパパ・ママ、多いですよね。

子供が言うことを聞かない理由は年齢や成長の度合いによって違います。

今回は、成長に応じて変わる、子供が言うことを聞かない心理と、親のしてはいけない対応、子供の自己肯定感を育てるおすすめの対応方法をまとめてみました。

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子供が言うことを聞かない時の対応で、子供の自己肯定感が育まれる

子供が言うことを聞かないのは、親の意見を聞かずに自分の意見を主張している時ですよね。

自分のしたいこと、したくないことを主張できる能力は、これから社会生活を営んでいく上で身に着けておくべき非常に大切なものです。

その第一歩が親への反抗であり、自己主張をすること。

ですが、ここで「ワガママを言うんじゃない!」と無理やり抑えつけてしまうと、自分の考えを持つこと、それを主張することを悪いと覚えてしまい、自己肯定感や自発性が損なわれてしまいます。

子供が反発した時にイライラする気持ちも解りますが、同じペースに巻き込まれてはいけません。

主張の内容はひとまず置いておいて、

  • ママに言われて嫌な気持ちになったんだね
  • もっと別にやりたいことがあったんだね

と、子供の気持ちを汲んであげることが大切です。

「あなたの気持ちはわかるけれど、それは今できないんだよ」とワンクッション置いた方が、頭ごなしに否定するよりも子供も受け入れやすくなります。

子供が言うことを聞かないと感じ始めるのはいつから?

多くの親が「うちの子は言うことを聞かない」と感じ始める時期が3歳頃のようです。

3歳といえば、イヤイヤ期が過ぎてある程度コミュニケーションを取れるようになってきた頃。

そして、本格的なしつけが始まる時期でもあります。

なぜ3歳頃から多くの人が子供の扱い辛さを感じ始めるのか?

それは、コミュニケーションを取れるようになってきたことで、大人が子供に対して会話による理解を期待し始めるからです。

まだ小さな子供は、「わかった」と言ったそばから注意したことを繰り返します。

それは、注意されたら「わかった」と言えばいいと知っているだけで、言われた内容を理解していないからです。

しかし、これは子供が悪いわけではありません。

本来、会話ができるようになることと会話の内容を理解できるようになることは、全く別です。

子供が本当に理解できるようになるまでは、何度でも繰り返し注意するのが当然と考えましょう。

成長段階別、言うことを聞かない子供の心理

実は、「成長すれば子供はいう事を聞くようになる!」とは一概には言えません。

なぜなら子供が言うことを聞かない理由は、性格や環境の違いはもちろん、子供の成長度合いによって変わってくるからです。

言うことを聞かない!と怒る前に、まずは言うことを聞かない理由から考えてみませんか?

1~2歳頃の子供

1~2歳になると、「自分はこうしたい!」という自我が芽生え始めます。

親の言っていることもなんとなく理解できるようになり、自分自身の気持ちを主張し始めます。

ですが、まだ上手く表現できないため、表現する方法が「イヤ!」しかありません。

実際に拒否する以外にも、疲れた、眠い、飽きたなども全てまとめて「イヤ!」と表現してしまうのもこの年代の特徴です。

この時期のイヤな気持ちを認めて肯定してあげることで、子供は「自分は認めてもらえている」と感じることができ自己肯定感が育ちます。

2~3歳頃の子供

2~3歳になるとさらに自立心が高まり、自分の意思もより上手に表現できるようになります。

運動能力も言語能力も飛躍的にあがるため、親にとっても可愛いだけだった時期からどんどんと扱いにくい、手のかかる時期になってきます。

身に着けた能力をフル活用して、できる事は何でも自分でやりたい!と考えている子供に、親の都合でブレーキをかけさせてしまうと、

  • 子供のやる気や自発性が失われる
  • やりたいことができない不満が溜まり癇癪をおこしやすくなる

など、今後の成長にも影響が出てしまうので気を付けましょう。

3~4歳頃の子供

幼稚園や保育園に通い始める、きょうだいや友達と遊ぶなど、他人とのコミュニケーションを本格的に学び始める時期です。

環境が大きく変わりやすい時期は新しい生活リズムについていくことに疲れてしまい、今まで出来ていたことが出来なくなることが多くあります。

環境の変化は大人でも大きなストレスですよね。

初めての集団生活に疲れている、きょうだいにママとの時間を取られてしまった子供がついつい甘えたくなってしまうのもしょうがないもの。

本当にできなくなったわけではないので、今だけと割り切って「本当はできるけど、疲れたから今日はできないんだよね」と甘えさせてあげましょう。

甘えたい心が満たされれば、またおのずと自分からやるようになります。

4~5歳頃の子供

この頃になると、コミュニケーションも問題なく取れるようになり、簡単な理屈なら理解もできます。

また、他人の気持ちや相手の立場も考えられるようになってくるのもこの時期の特徴です。

そのため、この時期は「あえてワガママを言っている」ことも少なくありません。

頭では解っているけど、気持ちが付いていかない…そんなもどかしさで癇癪をおこしていると感じるときは、まず落ち着くのを待つのが得策です。

自分で理不尽なことを言っていると解っている子に正論をぶつけても意固地になってしまうだけです。

落ち着くのを待って、本当はどう思っていたのか、どうするのが正解なのかを話し合いましょう。

言うことを聞かない子供への正しい対処法とは

まず、子供が親の言うことを聞かないのは、子供が悪いわけでも、ましてや親の育て方の問題でもありません。

親自身、振り返ってみれば親の言うことに反発して言うことを聞かなかった経験があると思います。

まずは、「子供は言うことを聞かなくて当たり前だ」と認めることが大切です。

その上で、どのように対処すればよいかを考えていきましょう。

言うことを聞かない気持ちをいったん受け入れる

親の言うことを受け入れたくない、という気持ちをまずは一旦受け入れましょう。

その際、実際に「ママ(パパ)に言われたことが嫌だったんだね」と言葉にして伝えることが大切です。

また、伝える際には「あなたはこう思ったのね」という子供目線で話すと効果的です。

「あなたの言いたいことはわかった」と、親目線で話してしまうと「どうせわかってないくせに!」と反発されてしまう可能性があります。

言いたいことを代弁してあげる

特に言葉を覚えたばかりの子供は、自分の気持ちを表現するのが上手くありません。

  • 伝えたいことが伝わらないもどかしさで癇癪を起してしまう
  • 「ヤダ!」「もういい!」などの簡単な否定表現でしか気持ちを表現できない

といった事も少なくありません。

そこで、子供の言いたいことを親が代わりに代弁してあげましょう。

子供は自分の気持ちを理解してもらえたと感じると、意外と落ち着いて素直に言うことを聞くようになります。

また、自分の気持ちをどう表現すればいいかの勉強する機会にもなりますよ。

時間を決めて付き合う

時間に余裕があり安全が確保されているなら、時間を決めて付き合うのも有効です。

数字を理解できるようになったら

  • 時計の長い針が6になるまで遊んでいいよ
  • 携帯の時計が30になったら帰ろうね

など、時間を守るという概念を教えてあげましょう。

もしできるなら、自分でどの数字になるまで遊ぶか決めさせると、自分でした約束を守る練習にもなりますよ。

ふざけている時は、話に乗らない

テンションがあがるとついついふざけてしまい親の声が聞こえなくなってしまうタイプのお子さんもいますよね。

ここで親も一緒になって声を荒げてしまうと収拾がつかなくなってしまいます。

もし子供が調子にのってふざけているせいで話を聞かない場合は、むやみに叱りつけるよりもあえて普段のテンションで対応をしましょう。

話に乗ってこない親の態度をみて、自ら落ち着けるようになるのも大切なことです。

子供が言うことを聞かない時にしてはいけない叱り方

子供が期待通りに動いてくれないと、ついイライラして余計に口を出したくなってしまいますよね。

でも、言わない方が良いこと、むしろ逆効果になってしまうこともあるので、注意が必要です。

未来の話をする

「将来ろくな大人にならない」など、将来のことを引き合いに出して責める方法は、今この瞬間を生きている子供にとっては効果が薄い叱り方です。

特に、漠然とした将来の話など、小さな子供にはまったく効き目はありません。

叱るのなら、現在の子供に焦点をあてて叱る必要があります。

過去の話をする

未来の話と同じくくらい効果が期待できないのが、過去の話を蒸し返す方法です。

「この前だってあなたは~」と話をしても、おそらく子供は覚えていません。

また、過去は変えることができないので、同じことを何度も蒸し返されることは子供にとって自分の失敗や嫌な思いを何度も思い出させるだけの苦しい時間になってしまいます。

他人と比べる

「〇〇ちゃんはできるのにどうしてあなたはできないの?」など、他人と比べるような物言いは、自己肯定感を育てず、劣等感を強くします。

叱られる=自分が劣っていることを指摘されることになるため、叱られる度にコンプレックスが増えてしまいうだけでなく、常に他人と比較することでしか自分自身を評価することができない人間になってしまいます。

親が気分によって態度を変える

例えば、

  • 子供の相手が疲れたからといって普段注意していることを注意しない
  • 気分によっていたずらをしても怒ったり怒らなかったりする

など、親が気分で子供への対応を変えていると、子供は混乱してしまいます。

また、パパとママで態度が違うのも混乱を招く原因になります。

何をしたら叱るのか両親で話し合う、叱る時はどんな時でも必ず叱ると事前に決めておきましょう。

子供が言うことを聞かないのは親が原因?親のNGな態度や言動!

一度振り返ってみて欲しいのが、親の態度と言動です。

子供が言うことを聞かないのは、子供だけでなく親の問題もあるかもしれませんよ。

親の声掛けの仕方に問題がある

朝、いつまでも着替えない子供に「早くして!」と言ったことがある方も多いのでは?

しかし、「早くして!」の言葉だけで手早く着替えて準備ができるのは、ある程度大きくなってから。

小さなお子さんは、あせってドタバタしてしまいかえって準備が遅くなってしまうことも。

言うことを聞かない、と思う前にまず、子供が理解できる指示を親がしているかどうか、振り返ってみて下さい。

親が子供の言うことを聞いていない

例えばお菓子をねだられた時に「また今度ね」とだけ言ってそのまま買わない、なんてことしていませんか?

子供からすれば、それは親に約束を破られたも同じです。

親が子供の言うことを聞いていないのに、子供が親の言うことを聞くとは考えにくいですよね。

安易な口約束やその場しのぎの適当な受け答えはやめましょう。

守るべき内容のハードルが高い

親の期待する内容が子供のレベルに合っていないことも原因として考えられます。

  • 朝起きたらまず勉強をして,、着替えをしてご飯を食べてからテレビをみる
  • 寝る前に部屋のオモチャを全て片付けて明日の準備をする

など、やるべきことをいくつも課してはいませんか?

どんなに工夫しても生活習慣が乱れる、言った通りに動けないことが続く場合は、その内容が子供の年齢や成長に合っていないのかもしれません。

あれもこれもと押し付けず、成長のペースに合わせて少しづつ増やしていきましょう。

まとめ

子供が言うことを聞かないのは当然のこと。

むしろ、自分の意思を表現できるようになったのは成長の証です。

言うことを聞かない子供にイライラすることもあるとは思いますが、感情にまかせて叱ったり、出来ないことを責めては逆効果です。

子供の「言うことを聞きたくない」という気持ちを認めてあげることで、自己肯定感と主体性が育ちます。

とはいえ、何もかも許して付き合うわけにもいきませんよね。

叱るべきところは決めて、いざという時にはブレずにしっかりと叱ることも大切です。

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この記事の監修

森 瞳
NPO法人umi 代表理事
自分自身の妊活をきっかけに、世の中の妊娠に関する知識不足に気づき、妊娠、不妊、不妊治療に関する正しい知識を啓蒙するNPO法人umiを立ち上げる。
3年間の妊活の末に授かった2人の男の子の育児に奮闘する一方で、交流会や動画制作、本の出版を通じて、啓蒙活動を拡大中。

太田 恭子
管理健康栄養インストラクター、食育健康アドバイザー、幼児食マイスター、ベビーフードインストラクター 東京女子大学卒業後、フリーアナウンサーとして活動。
「子供の好き嫌いをなくすのは、親の役目」と考えたことから、食育に関する資格を取得。
食育をテーマにした、各種セミナーなどを開催中。

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