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子供との旅行はいつから?子連れ旅行を楽しむコツも紹介!

旅行、したいですよね。

住んでいるところから離れて、違う風習に触れたりおいしいものを食べたりするのはとても幸せなことだと思います。

子供が生まれてからも、大好きな旅行に今まで通り行きたいと思っている方は多いのではないでしょうか。

しかし、はじめて子供を旅行に連れていく場合「何歳から旅行デビューしていいのか」「周りの迷惑にならないだろうか」などと色々不安になってしまいます。

今回は、子供との旅行は何歳からが最適なのかや、子供との旅行を最大限楽しむ方法などを紹介していきます。

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子供の旅行デビューは何歳?

ミキハウス子育て総研が943人に対して行った、旅行デビューの年齢調査の結果を下記にまとめました。

1位…生後6か月~1歳未満

2位…1歳~2歳未満

3位…6か月未満

4位…2歳~3際未満

5位…未経験

6位…3歳~4歳未満

7位…4歳以上

意外にも生後6か月~1歳未満で旅行デビューをはたしている子供が多いことがわかりました。

生後6か月というと、ほとんどの赤ちゃんの首が座ってきた時期で、中にはお座りができる赤ちゃんもいます。

子供の旅行デビューは、基本的に子供の首が座ってからがいいでしょう。

首が座ると、縦抱き用の抱っこ紐が使えるため移動の際に親が楽だからです。

また、海外旅行の場合は感染リスクを考慮して、主要な予防接種が終わる2歳以降がいいでしょう。

移動手段別の快適に過ごすためのポイントとは?

旅行の際の移動手段といえば、「飛行機」「電車・新幹線」「車」が一般的です。

ここでは、それぞれの移動手段で快適に過ごすためのポイントを紹介していきます。

飛行機

飛行機は1度搭乗すると数時間は絶対に降りられないため、「泣いて周りに迷惑を掛けるのでは」と心配になりますよね。

機内で快適に過ごすためには、搭乗前の下準備が重要です。

通路側の座席を予約する

まず座席についてですが、子供と飛行機に乗る際は、泣いたときやおむつ交換の際にすぐ座席を立てるよう、前方通路側の座席を予約するのがおすすめです。

前方ならバシネット(ベビーベッドのようなもの)もついており、2歳未満で10kg以内の子供なら利用できます。

バシネットを予約しておけば、離着陸時とシートベルトサインが点灯した時以外は子供を寝かせておけるため便利ですよ。

そのほかにも、前方は乗降ドアが近いため早めに降りられたり、揺れが少ないなど子連れにとっては嬉しいポイントも多いです。

搭乗前に子供とたくさん遊ぶ

小さな子供からしたら、数時間でも同じ空間でじっとしているのは退屈なため、できれば「寝て起きたら目的地に着いていた」という状況が好ましいです。

機内で子供にぐっすり寝てもらうためには、搭乗にできるだけたくさん運動して疲れさせることが重要となります。

空港にはキッズスペースを設置しているところがあるため、そういったところでたくさん遊んで体力をうまく消費させ、機内でぐっすり眠ってもらうと子供も親も楽ですよ。

また、子供がいつも寝ている時間帯に合わせて飛行機を予約するのもおすすめです。

そうすることで、いつもと生活リズムを極力変えることなく旅行を楽しめるでしょう。

電車・新幹線

電車を利用する場合は、できるだけ通勤ラッシュや混雑する時間を避けて乗車するのが基本となります。

また、特急列車や新幹線などの座席が指定できる電車を利用することで、確実に席を確保できますよ。

座席はベビーカーを置くスペースがある最後部座席か最前部座席の通路側がおすすめです。

新幹線は、「多目的室」がついているため万が一子供が泣き出してしまった場合や授乳をしたい場合に活用するといいでしょう。

車は子供が泣いても周りの人に気を遣わずに済むため、子供との旅行で一番おすすめな移動手段です。

車で移動する際は、子供が車酔いをしないよう車内の温度に気をつけたり、窓に日よけを設置して快適に過ごせる空間を作っておくことが重要となります。

また、移動時間が長い場合は途中でパーキングエリアや観光施設などでこまめに休憩を取りながら目的地を目指しましょう。

パーキングエリアや観光施設には、おむつ交換台があるかを確認しておくのも大切です。

宿泊先を決めるときのポイントは?

ここでは、子供と旅行する際の宿泊先の決め方を紹介します。

部屋が和室か

小さい子供の場合は、ずりばいやハイハイで移動するため土足厳禁の和室がおすすめです。

小学生くらいの子供でも、和室の方が広々としていて自由に動き回れるため、子供との旅行は基本的に和室を選んでおくといいでしょう。

洋室しかないようなホテルに宿泊する場合は、ベビーベッドやベッドに取り付けるベビーガードの貸出を行っているか事前に確認することをおすすめします。

食事は部屋で取れるか

部屋食ができる宿泊施設を選ぶといいでしょう。

部屋食の場合、子供が騒いでも周りの目を気にしなくていいため、親がゆっくりと食事を楽しめます。

また、子供からしてもイスでじっとしていなくてもいいため、ストレスがかかりにくいです。

子供の食事に関しては、離乳食つきのプランを用意している宿泊施設もあるため、予約の際に確認してみてくださいね。

お風呂は貸切できるか部屋についているか

子供と大浴場に入る場合、ママやパパの手を借りられずすべて1人でやらなければならないため、大変です。

せっかくならゆっくりとお風呂につかって、1日の疲れを癒したいですよね。

宿泊施設は、貸切風呂があるところや部屋にお風呂がついているところを予約するといいでしょう。

また、お風呂のお湯が温泉の場合は、事前に温質を確認しておく必要があります。

たとえば、酸性のお風呂の場合肌への刺激が強くピリピリと感じることがあるため子供にはあまりおすすめできません。

また、アトピーのある子供は親が判断せず、かかりつけの医師に温質を相談するといいでしょう。

子供との旅行で持っていくべきアイテムは?

子供との旅行で持っていくべきものやあれば便利なものを下記にまとめてみました。

持ち物概要
母子手帳旅行先で病院にかかる場合に必要
着替え粗相してしまった場合を考えて宿泊数+2着くらい多めに持っていく
オムツ替えグッズおむつやおむつ交換シート、おしりふきなど
離乳食食べなれているものを持参
おやつ食べなれているものを持参。手の汚れないおやつがおすすめ
おもちゃお気に入りのおもちゃと、新しいおもちゃを持っていくと興味津々。移動中に与えるおもちゃは音の出ないものがおすすめ
ナイロン袋汚れたものを入れておくのに便利
除菌シート免疫力が弱い子供の感染症対策にあると便利
授乳ケープ外で授乳する際や、寒いときのブランケット代わりにもなる
抱っこ紐長時間の観光で子供が寝てしまったりぐずついたとき用に
ベビーカー抱っこ紐よりも親の負担が少ない

子供のものだけでもかなりの荷物になってしまいますが、オムツや離乳食などは最小限持っていき、足りなくなったら旅先で購入することで行きの荷物を少しでも減らせますよ。

また、宿泊先によってはベビーカーを貸し出しているところもあるため、荷物を極力少なくしたい場合はレンタルするのがいいでしょう。

小さな子供との旅行は大変!でも思い出になるのは間違いなし

子供との旅行は、自分の子供はもちろん周りにも気を使うため、親の負担が大きいのが正直なところです。

また、「小さい子供は旅行したことを覚えていない」という人もいて、本当に子供を連れて旅行するべきか悩んでいるのではないでしょうか。

子供は旅行でたくさんの景色を目にしたり人と触れ合うことで、多くのことを感じ取ります。

どこに行ってなにをしたかを覚えていなくても、感受性を刺激するいい経験になるのは間違いないでしょう。

親は、旅先での写真をたくさん撮ってあげてください。

そして子供がある程度大きくなったときに、写真と一緒に思い出話をするのもきっと楽しいですよ。

まとめ

子供との旅行は大変ですが、事前にきちんと準備をすることで十分楽しいものとなります。

子供の首が座ったら、ママやパパのリフレッシュを兼て家族で旅行に行ってみてはいかがでしょうか。

旅行の計画を立てる際は、今回紹介した交通手段別の過ごし方や宿泊先の選び方をぜひ参考にしてみてくださいね。

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この記事の監修

森 瞳
NPO法人umi 代表理事
自分自身の妊活をきっかけに、世の中の妊娠に関する知識不足に気づき、妊娠、不妊、不妊治療に関する正しい知識を啓蒙するNPO法人umiを立ち上げる。
3年間の妊活の末に授かった2人の男の子の育児に奮闘する一方で、交流会や動画制作、本の出版を通じて、啓蒙活動を拡大中。

太田 恭子
管理健康栄養インストラクター、食育健康アドバイザー、幼児食マイスター、ベビーフードインストラクター 東京女子大学卒業後、フリーアナウンサーとして活動。
「子供の好き嫌いをなくすのは、親の役目」と考えたことから、食育に関する資格を取得。
食育をテーマにした、各種セミナーなどを開催中。

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