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GPCワンで起立性調節障害が乗り越えられる?

起立性調節障害で悩むお子さんは多く、中高生の10%は起立性調節障害だといわれています。

多くのお子さんがツライ思いをしているのに、起立性調節障害という病名や症状への理解が少ないのが現状です。

「『学校に今日も行けなかった』と落ち込む姿を見るのがツライ」「病院にも行っているけれど、もっとできることはないだろうか」と、考えるお母さまも多いのではないでしょうか?

「GPCワン(旧アルファGPCビオ)」のようなサプリメントですと、普段のケアにプラスしてお子さんをサポートできますが、本当に効果があるのか気になるところ。

本記事では「GPCワン」が起立性調節障害に効くのか、効果や成分から解説しています。

さらに、より効果的な飲み方や起立性調節障害の改善ポイントにも触れていますので、参考になれば嬉しいです。

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GPCワンは起立性調節障害へどんな効果が?

起立性調節障害は自律神経のバランスが崩れてしまう病気で、ODと呼ばれることもあります。

自律神経は自分ではコントロールできません。

心臓が動くのも、汗をかくのも、私たちの意思とは関係なく、自律神経が働いているおかげです。

自分の意思ではどうにもならない自立神経ですが、生活や心理、血圧へのアプローチでバランスが整うといわれています。

そして起立性調節障害は、自律神経が整うにつれて、改善がみられる傾向にあります。

「GPCワン」は大きく3つの面から起立性調節障害への効果が期待できます。

  • 1.睡眠の質を改善する
  • 2.ストレスホルモンの分泌を抑える
  • 3.神経伝達物質を補給して自律神経を整える

それぞれ詳しく解説します。

①睡眠の質を改善する

「GPCワン」の主成分「GPC(グリセロホスホコリン)」は、朝のスッキリな寝覚めに役立ちます。

「GPC」を摂取するとノンレム睡眠の時間が増えることが、1993年科学雑誌「Neuroscience Letters」の論文で発表されました。

ノンレム睡眠とは身体も脳も休んでいる深い睡眠のこと。

睡眠は時間よりも質が大切といわれています。

「GPCワン」は睡眠の質を改善して、生活のリズムを取り戻す手伝いをしてくれるのです。

②ストレスホルモンの分泌を抑える

「GPC」はストレスホルモンの分泌を抑え、太陽のような笑顔を取り戻します。

自律神経はストレスの影響を強く受けます。ストレスによって交感神経が活発になると体調不良を招きやすくなるのです。

「GPC」はストレスホルモンの代表格、コルチゾールの分泌を抑えてくれることが科学雑誌「Le Basi razionali terapia」からわかっています。

「GPCワン」はストレス軽減という心理面から、起立性調節障害に役立つのです。

③神経伝達物質を補給して自律神経を整える

自律神経が整えば、身も心もスッキリして毎日が過ごしやすくなります。

起立性調節障害の原因の1つに、脳内の神経伝達物質が、分泌不足などでバランスを崩すことがあげられます。

神経と神経の間で情報をやりとりする手段が神経伝達物質。

その神経伝達物質の代表選手がアセチルコリンです。

「アセチルコリン」は交感神経、副交感神経の両方に働きかけて、脳を覚醒させたり、落ち着かせたりする作用があります。

他にも運動神経に働きかけ、数ある神経伝達物質の中で最も重要な部類の1つです。

アセチルコリンの材料となるのが、GPC。

GPCを摂取すれば、アセチルコリンの不足は防げるでしょう。

「GPCワン」は1日に必要とされるアルファGPC400mgが1粒で補えます。

GPCワンの効果的な飲み方で起立性調節障害を改善

「GPCワン」はサプリメントなので、飲み方に決まった時間や、量はありません。

でもせっかく飲むのであれば、より起立性調節障害に効果のあるタイミングで摂りたいもの。

おすすめのタイミングはベッドに入る1~2時間前、量の目安はお子様が1~2粒で高校生以上は2~3粒です。

「GPCワン」は深い睡眠によって睡眠の質を改善する効果に期待できます。

最初にやってくる、身体も脳も休息したノンレム睡眠は入眠してから90分といわれているため、ゴールデンタイムに備えておくことをおすすめします。

寝る前では飲むのを忘れやすい方は、夕食後に飲むなど毎日続けやすい時間で大丈夫です。

起立性調節障害を改善する7つのポイント

起立性調節障害は、医療の現場からも、特効薬や根本治療はなく、生活習慣改善が改善に向けて大きな役割を果たすといわれています。

こちらでは起立性調節障害に効果がある、生活習慣改善の7つのポイントを簡単に解説します。

①水2リットル、塩分10gを目安に摂取

体全体への血流を増やすために水を多めにとり、血圧をあげるために塩分を通常よりも少し多めに摂るのがおすすめです。

食事に味噌汁やスープなどで取り入れるのも良いです。

②日中は横にならない

自律神経は、姿勢にあうように身体を調節します。

起きた状態をキープしておきましょう。

③起床時はゆっくり起き上がる

朝起きる時はいきなり起き上がらず、布団の中でゆっくりストレッチをしてから起き上がると良いです。

また、頭を下げたまま歩き始めるなど、自律神経(交感神経)を刺激しないようにします。

④起床時にお日様の光を入れる

起床時に光を浴びると、セロトニンが分泌されます。

セロトニンは目覚めを助けてくれる物質で、安眠のためのホルモンであるメラトニンの原料にも。

目覚めにも安眠にも大切なホルモンです。

⑤運動をする

運動と言っても、体を動かす程度で大丈夫です。

午後の動きやすい時間帯に少し散歩するのがおすすめです。

⑥むくみ防止用の靴下を穿く

起立性調節障害は足に血液が溜まってしまい、上半身に回らないのも原因なので、むくみ防止用靴下で血液を循環させてあげるのも有効です。

⑦寝る前はパソコン、スマホの使用を控える

ブルーライトは強い光で、安眠のためのメラトニンが出にくくなってしまうので睡眠の質が落ちてしまします。

まとめ

起立性調節障害は自律神経のバランスが崩れることによって起こります。

「GPCワン」は睡眠の質を改善、ストレスホルモンの分泌を抑える、神経伝達物質の材料になるという点から、自律神経のバランスを整え、起立性調節障害の改善に期待ができます。

ベッドに入る1~2時間前に飲んで最初のノンレム睡眠に備えておけばより効果も見込めるでしょう。

さらに、生活習慣の改善ポイントで取り入れられるものは試してはいかがでしょうか。

また、元気いっぱいなお子さんの「おはよう」の声が聞けると良いですね。

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この記事の監修

森 瞳
NPO法人umi 代表理事
自分自身の妊活をきっかけに、世の中の妊娠に関する知識不足に気づき、妊娠、不妊、不妊治療に関する正しい知識を啓蒙するNPO法人umiを立ち上げる。
3年間の妊活の末に授かった2人の男の子の育児に奮闘する一方で、交流会や動画制作、本の出版を通じて、啓蒙活動を拡大中。

太田 恭子
管理健康栄養インストラクター、食育健康アドバイザー、幼児食マイスター、ベビーフードインストラクター 東京女子大学卒業後、フリーアナウンサーとして活動。
「子供の好き嫌いをなくすのは、親の役目」と考えたことから、食育に関する資格を取得。
食育をテーマにした、各種セミナーなどを開催中。

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