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子供の習い事人気ランキング!いつから始める?費用は?

子供にたくさんの経験を積ませてあげたい!

習い事は、子供の将来のために必要!

子供のために、何か習い事をさせたいと考える親は多いですよね。

最近の習い事はどんなものが人気で、おすすめはあるのでしょうか?

いつから始めればいいのか、費用はどれくらいなのかも気になるところ。

気になる子供の習い事について調査します!

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子供の習い事ランキング!人気の習い事は?

バンダイが2019年に行った、習い事に関する調査の、人気ランキングです。

第1位水泳
第2位学習塾
第3位ピアノ
第4位英会話
第5位習字
第6位体操
第7位サッカー
第8位そろばん
第9位ダンス
第10位テニス

人気が高いのは、水泳・塾・ピアノ・英会話となりました。

では、上位にランキングしている習い事は、どんな理由で選ばれているのでしょうか?

人気第1位:水泳

ダントツで人気の水泳は、習い事をしている子供の4割が習っています。

始めたきっかけで多いのは、「喘息対策」「学校の授業だけでは不十分」「水嫌いの克服」などです。

水泳は全身を使う有酸素運動なので、体力アップを期待する親も多くいます。

実際に水泳を始めてから、「疲れにくくなった」「風邪を引きにくくなった」などの声が聞かれます。

子供が中学生になったとき、もし他のスポーツを選んだとしても基礎体力がついているので、新しい競技でもスムーズに移行できそうですね。

水泳は室内で行うスポーツなので、天気に左右されないのも選ばれる理由の一つ。

子供が小さいうちはレッスン中に、教室内での見学や待機することが多いので、室内で待てるのは親にとっても利点です。

人気第2位:学習塾

文部科学省の調査(2019年)では、習い事をしている子供の45.4%が塾に通っていると発表しました

小学生から塾に通っている理由で半数を占めるのが「受験のため」で、次いで「学校の補助のため」となっています。

最近増えている理由として、両親が共働きで勉強を見てあげられないから、塾に通わせているケースです。

帰宅した後、子供の勉強を見たり教えたりするのは、簡単そうに見えてとても大変です。

親自身が理解していることと教えるのがうまいかは別ですし、仕事で疲れているのに勉強まで見るのは、心身ともに疲弊してしまいます。

勉強は学校や塾に任せ、家では家族のリラックスタイムにするため、学習塾を活用している形ですね。

人気第3位:ピアノ

習い事として昔から人気のピアノ。

親世代で習っていた人が多く、始めるハードルが低いのも人気の理由の一つです。

ピアノからは、演奏スキル・音感・リズム感の他にも得られるものがあります。

  • ピアノは弾き手によって音が変わるので、表現力が身に付く
  • 発表会やコンクールなどでは緊張するので、精神力が強くなる
  • 1曲弾けるようになるには練習が必要なので、忍耐力・集中力が上がる

ピアノを習ったことで、「礼儀やマナーが身についた」「音楽の授業が得意」「学校で伴奏を任され自信が持てるようになった」などの声が聞かれます。

将来音楽の道に進む人は多くありませんが、ピアノからは多くのことが得られるので、習い事として長く選ばれているのだとわかりますね。

人気第4位:英会話

英語教育が遅れていると言われる日本。

もし子供が将来留学を希望したり、英語が必要な職業を希望したりしたとき、英語が話せる状態ならとても有利です。

英語力の有無によって、就職だけでなく、昇進にも大きく関わると言われています。

オンラインショッピング大手の楽天・ソニー・ユニクロなど、英語力やTOEICの点数を重視している企業が増えているので、英語の重要性を感じますね。

中学生や高校生になってから本格的な英語の勉強を始めた先輩たちは、もっと早くからは始めればよかったとの意見が聞かれました。

他の勉強にや部活動などで忙しく、英語ばかりに時間を避けなかったのが最大の理由とのこと。

さらに、幼少期のほうが「耳」と「口」が柔軟なので、語学を伸ばすには早く始めると有利です。

実際幼少期に楽しみながら英語を習っていた人は、英語の苦手意識を持つことは少ない傾向です。

英語の習い事は、子供の将来を広げることにつながります。

注目度が上がっているのはプログラミング

2020年度から、小学校ではプログラミング学習が必修化します。

今やパソコンスマートフォンなどのITは生活の一部ですが、経済産業省は、「ITに精通している人材は不足している」と発表しました。

子供のうちからデジタル機器に触れる機会が増えている一方、仕組みに関してはよくわっていないことがあるのかもしれません。

プログラムの仕組みに精通する人材育成のため、小学校教育からプログラミングの導入が行われます。

しかし小学校でのプログラミング授業は、各学校の裁量に任されているので、全国一律ではありません。

今後ますますIT化は進んでいくので、「より深く学んでもらうため、学校以外でも習わせたい」と考える親が増えています。

プログラミング分野は難しいと思われがちなので、子供のうちから触れることで、苦手意識を減らすことが期待できます。

また近年問題視されている「ネットリテラシー」への学びも、デジタル機器に増える機会が増えることで、理解度が増すのではないでしょうか。

子供の習い事はみんないつから始めてる?

子供が習い事を始めるとき、子供が希望することもありますが、ほとんどの場合は親が決めているでしょう。

実際に、他の人はいつから習い事を始めているのでしょうか?

未就園児で習い事を始める割合は?

2019年バンダイで行われた調査で、習い事を始める時期でもっとも多いのは0歳〜6歳の未就園児で、52.5%だとわかりました。

ほとんどが親の意向で、スポーツ系の習い事は体力向上や健康のため、学習系の習い事は受験や将来のためが多くなっています。

幼稚園や保育園に通い始めると、「お友達が習っているから」と子供が希望するケースも増えます。

幼いうちに習い始めたほうが、様々なことを吸収しやすいので、未就園児から始める人が多いと考えられますね。

小学校入学のタイミングで習い事を始める人が多い?

習い事を始めるタイミングで未就園児の次に多いのが、小学校入学の時、全体の22.5%との結果が出ています。

小学校からは本格的に勉強がスタートするので、学習を深めるために習い事を始めるケースが多くなります。

特に学習系の習い事は、小学校から始める人が半数以上。

学校の授業補助や、中学受験対策のためが多数を占めます。

習い事にかける費用はどれくらい?どこから捻出する?

2017年リクルートの調査によると、習い事の費用は月額平均1万3091円、習い事の数は1.92個でした。

1個の習い事に対して月額は平均6814円。

子供の年齢が上がると、学習の難易度が上がったりテキストが増えたりするので、費用も上がります。

決して安いとは言えないので、多くの家庭で費用捻出が悩みの種ではないでしょうか。

子供の習い事費用のため、我慢している家庭が少なくありません。

「外食費を節約している」との答えが一番多く、さらにママが我慢するケースもあります。

ママが個人で節約しているのは、下記の3つです。

  • ママのおこづかい
  • 服飾費
  • 1曲弾けるようになるには練習が必要なので、忍耐力・集中力が上がる美容費

子供の将来のため、がんばって費用を捻出しているのがわかりますね。

子供が習い事を嫌がったらどうする?

習い事を始めたけれど、子供が習い事を嫌がることはよくあります。

時には「辞めたい」と言うこともあるでしょう。

子供が習い事を嫌がったときは、どのように対応すればいいのでしょうか?

なぜ嫌なのか聞くときは怒らずに耳を傾ける

「習い事が嫌だ」「辞めたいと」言ったら、どうして嫌なのか耳を傾けてみてください。

理由を聞くときは、不機嫌にならず普段通りに聞くように注意しましょう。

習い事は親の許可なく辞めることができないので、子供は必ず親に話します。

しかし「辞めたい」と言って親が不機嫌になったら、理由を話したらもっと怒られると思って、本当の理由を言ってくれないかもしれません。

怒らず、平常心で子供の話を聞いてあげましょう。

例えば嫌な理由が、先生や教室の雰囲気が合わない場合、別の教室なら大丈夫かもしれません。

一緒に通っていた友達が辞めてしまったら、寂しさから「自分も辞めたい」と思うこともあるでしょう。

頭ごなしに反対するのではなく、子供の気持ちに向き合うことが大切です。

習い事が多すぎるなら取捨選択する

「子供の将来のために」「可能性を広げるために」多くの習い事をしている場合、子供は余裕がなくなっているかもしれません。

子供のキャパ以上に習い事をしていると、習い事自体が嫌になることがあります。

せっかく続けたのにもったいないですよね。

習い始めて1年ほど経っているなら、向いているか・楽しいかなど、親はもちろん小学生以上の子供ならある程度はわかるでしょう。

たくさんの習い事をして、たくさんの経験ができたり知識が増えたりとメリットはありますが、子供によっては取捨選択が必要です。

子供が楽しめるもの、続けられそうなものを厳選するのがおすすめですよ。

一度お休みしてみる

子供が習い事を辞めたいと言ったら、親は「もう少しがんばってみよう」と言うことが多いのではないでしょうか。

子供が嫌だと言っても、実は一時的な感情かもしれませんよね。

筆者の友人の話ですが、子供が英会話を辞めたいと言ったとき、講師と相談して辞めるのではなく休会したそうです。

2ヵ月後、本人が再開を希望したので、休会にしてよかったと教えてくれました。

辞める・また始める、可能ならどちらも選べるようにしてあげるといいかもしれません。

思い切って辞めるのも手段の一つ

辞めたいときは「休会」という方法があるとお話ししましたが、どうしてもつらいなら辞めるのも一つの手です。

嫌々通っても身につきませんし、嫌な思い出として残ってしまったら悲しいですよね。

子供が嫌がっているのに通うのは、子供にも親にもストレスがたまります。

思い切って辞めて、他のことに挑戦してもよいかもしれません。

まとめ

子供の習い事で人気なのは、水泳・英語・ピアノでした。

未就園児で始める人が半数で、次に始めるタイミングは小学校入学。

吸収率の高いうちに始めよう、と思う親が多いのがわかります。

将来のためにと始めた習い事ですが、子供が嫌がることは珍しくありません。

習い事をするのは子供なので、無理せず子供が興味を持って楽しく通えるものを選んであげましょう!

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この記事の監修

森 瞳
NPO法人umi 代表理事
自分自身の妊活をきっかけに、世の中の妊娠に関する知識不足に気づき、妊娠、不妊、不妊治療に関する正しい知識を啓蒙するNPO法人umiを立ち上げる。
3年間の妊活の末に授かった2人の男の子の育児に奮闘する一方で、交流会や動画制作、本の出版を通じて、啓蒙活動を拡大中。

太田 恭子
管理健康栄養インストラクター、食育健康アドバイザー、幼児食マイスター、ベビーフードインストラクター 東京女子大学卒業後、フリーアナウンサーとして活動。
「子供の好き嫌いをなくすのは、親の役目」と考えたことから、食育に関する資格を取得。
食育をテーマにした、各種セミナーなどを開催中。

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