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子供が寝ない時に試したい、眠りに誘う方法を年代別に紹介

育児にまつまる悩みといえば、子供が寝ないことを上げる方上げる方も多いのではないでしょうか。

寝かしつけようと思って布団にいれてもすぐに遊んでしまう、なかなか寝てくれない…とイライラしてしまったこと、ありませんか?

この記事では、子供の睡眠チェックから子供の生活リズムを整える方法、子供が安心して眠れるために心がけたいポイントなどを解説していきます。

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子供が寝ないのは親のせいじゃない?睡眠にまつわる個人差とは

大人になっても、最低7時間は眠らないと調子が出ない、と言う人もいれば、4時間以上寝てしまうと体が痛くなる、という方もいますよね。

子供も同じで、必要な睡眠時間や寝つきの方法、眠りの深さにも、それぞれ生まれ持った個性があります。

睡眠時間が元々短い子、一人でも眠れる子、一晩のうちに何度も起きてしまう子、など様々です。

よく「子供が寝ないのは親のせい」という意見を聞くこともあるかと思います。

もちろん、子供の正常な睡眠を妨げるような生活習慣をしている場合もありますが、多くの方は様々な手を尽くしたうえで、それでも「うちの子はどうしても寝ない…」と途方にくれているのではないでしょうか。

もしかしたら、お子さんは人より必要な睡眠時間が短い子なのかもしれません。

また、感覚が過敏でちょっとした刺激も強く感じてしまい眠りづらいのかもしれません。

言葉も喋れない小さな子であれば、それだけ手がかりも少なく対処が難しいですよね。

もし親が「この子は夜寝ていない」と思っていても、昼問題なく活動ができていて、園や学校の健康診断に引っかかっていないのであればその子にとって十分な睡眠時間が取れている、ということになります。

うちの子供は寝ない子?子供の睡眠チェック

子供の平均的な睡眠時間は以下のようになります。

  • 乳児期(0~1歳)…13~17時間
  • 幼児期(1~5歳)…11~14時間
  • 小児期(6~9歳)…9~13時間
  • 青年期(10歳~)…8~10時間

乳児期、幼児期は夜だけでなく朝寝、昼寝の時間も含まれています。

また、必要な睡眠時間は個人差が非常に大きいため、多少平均から離れていたとしても日中の活動や成長に問題がなければあまり気にする必要はありません。

他にも、身体の新しい動かし方を覚える(寝返りを打つ、歩き始めるなど)、環境の変化、急激な成長を遂げる時期(思春期、成長痛)など、一時的に心身のバランスを崩してしまい睡眠不足や生活リズムの乱れが起こる場合もあります。

これらは一過性のものですので、一般的には成長と共に解消していきます。

寝ない子供を寝かせるための年代別のポイント

誰でも眠る時はリラックスして安心した状態になりたいですよね。

その子にとって安心してリラックスできる環境を作ってあげることでよりスムーズに眠りに誘うことができます。

ここでは、寝ない子供を安心して眠らせるために心がけたい3つのポイントについて紹介します。

①触れあって安心感を与える(乳児期~)

特に小さな子どもは、分離不安といって親と肌が離れると不安になり起きてしまう、ということが多くあります。

また、子供は眠くなると手足の先が温かくなります。

その習性を利用して、手足を温めてあげることで眠気を誘うというのも遊行です。

そこで、肌のふれあいで安心を感じつつ身体があったまりより眠りやすくするために、足や手を優しくマッサージしてあげましょう。

土踏まずをゆっくりと揉んであげたり、手足の指を一本ずつ優しくくるくると回してあげたり。

実際に保育士さん達も、お昼寝の時間になると毎日同じ場所をマッサージして上げている、という方が多くいらっしゃいます。

マッサージを嫌がる場合は、手首や足首など太い血管が通っている所を手のひらで温めてあげると、身体が温まり眠気を誘ってくれますよ。

②見通しを付ける(幼児期~)

子供は「早く寝ないと明日の朝眠くて起きられない」など、未来を見通して今の行動を選ぶことができません。

眠くても遊びたい!と今この瞬間にフォーカスして生きています。

そこで、「この絵本を読んだら寝るよ」「アラームが鳴るまで遊んだら寝るよ」と前もって教えておくと、納得してすんなりと眠りにつく場合があります。

上手く行くパターンが見つかれば、それを毎晩できるだけ同じ時間に繰り返していくとよいでしょう。

③眠るまでの計画を立てさせる(小児期~)

ある程度大きな子供なら、自分で眠るまでの計画を立てさせるのも効果がありますよ。

寝る時間を決めて、そこから逆算してスケジュールを立てていきます。

あまり長い時間で考えるのは難しいと思うので、眠る2時間前くらいの予定がおすすめです。

お風呂の時間や明日の準備、どんな本を読むか、何をして遊ぶかを自分で好きなように決める事で、時間管理と自己管理の両方を学ぶことができます。

自分で決めたことを計画通りに進めることは、大人になってからも必要なスキルです。

コツは最低限やるべきこと(お風呂の時間や寝る時間など)だけ決めたら後は本人の好きに計画を立てさせることです。

眠りにつくまでの時間を自分の思い通りに過ごすことで、納得して眠りにつくことができます。

子供が寝ない理由とは?眠れなくなる日中の行動に注意

人間には体内時計があり、朝日を浴びてから約12~15時間後に眠くなるメラトニンというホルモンが分泌されるようになっています。

生まれてすぐは昼夜関係なく起きたり寝たりしていますが、だいたい1歳になると体内時計のリズムが整い、毎日同じ時間に起きて寝る、というリズムが確立されるようになります。

しかし、心身共に未熟な子供はちょっとしたキッカケでリズムが崩れてしまいがちです。

そこで、夜眠れなくなる日中の行動について説明していきます。

①日中の刺激が強すぎる

  • いつもと違う場所へ出かけた
  • 特別なイベントがあった

普段と違う状況に興奮してなかなか寝付けない、という場合が多くあります。

脳が興奮した状態のままでは大人だってなかなか寝付くことができませんよね。

こんな時は、事前に決まっている予定であれば「この日はこういうことがあるよ」「こんな所へ行くよ」と前から予定を話して心の準備をさせておくとよいでしょう。

とはいえ、楽しみにしすぎて眠れなくなる…では本末転倒になってしまうので、お子さんの性格にあわせて事前に伝える、伝えないを判断してみてください。

まだ言葉のわからない時期の子であれば、その日はしょうがないと割り切ってしまう思い切りも大切です。

「今日は寝ないかも…」とどんよりと過ごすより、寝なくてもいいから今を楽しむ!といいう気持ちで一日を過ごしてみるのも一つの手です。

②寝る直前までテレビやスマホを見ている

テレビやスマホの画面から発せられるブルーライトは非常に刺激が強く、脳の視床下部にある視交叉上核(しこうさじょうかく)という体内時計をつかさどる器官に大きな影響を与えます。

また、同じくメラトニン分泌に関わる松果体(しょうかたい)にも刺激が伝わり、ブルーライトの光による刺激で脳が昼と判断してしまうためメラトニンの分泌を押さえてしまうと言われています。

  • テレビやスマホは寝る2時間前には消す
  • 親も子供の前ではスマホをいじらない

など家族でサポートして眠る環境を整えていくことが大切です。

また、寝かしつけの間に暇だからといって親がスマホを見るのも良くありません。

寝室にはスマホやタブレット、ゲーム機は持って行かない方が無難です。

③日中寝てしまったため眠くない

お昼寝をしすぎてた、あまり疲れていないため眠くない、ということも原因として考えられます。

眠くないのに布団に無理やり寝かしつけてばかりいると、そのうち布団=眠くないのに連れていかれるところ、というマイナスなイメージが付きかねません。

眠くない時は一度起きて、刺激の少ない遊びやドライブ、外の散歩などに連れていき、興奮しすぎない程度に気分転換させてあげましょう。

その際、子供がねだるからといってテレビやゲームをさせてしまうと、ブルーライトの刺激で脳が必要以上に興奮状態になってしまいます。

薄暗い部屋でも楽しめる手遊びや音楽を聴く、お話をするなどがおすすめです。

ただし、夜遅く寝たとしても朝はいつもと同じ時間に起こす必要があります。

そうしないと、体内時計がずれたままになってしまい、眠くなる時間もどんどんと後ろにずれこんでしまうからです。

寝ない子供の生活リズムを整えるために最も効果的な方法とは?

よく言われている「生活リズムを整えれば眠るようになる」という説ですが、生活リズムを整えるって意外と難しいと思いませんか?

そこで、最も簡単で効果的な方法をお伝えします。

それは、毎朝同じ時間に起きて外の光を浴びる、という方法です。

寝た時間がどんなに遅くとも、毎朝同じ時間に起こして外の光を浴びることで体内時計が毎日同じ時間にリセットされ、結果的に毎日同じ時間に眠気を促すメラトニンが分泌されるようになる、という仕組みです。

毎日同じ時間に寝かしつけるのは難しいですが、毎朝同じ時間に起こすのは比較的簡単に実行できる方法だと思います。

子供が寝ない原因かも?定番の寝かしつけ方法の意外な落とし穴とは

寝かしつけといえば、

  • 絵本を読む
  • トントンと身体をたたく
  • 身体を撫でる
  • 子守唄を歌ったりBGMを流したりする

など、定番の方法がいくつもありますよね。

もちろんこれらの寝かしつけが聞く子もいますが、逆に眠れなくなってしまう、という場合もあります。

例えば、絵本を一冊読むと「もっともっと!」と読んでほしくて目が覚めてしまう、音楽がなっている間は寝てくれるけど、音が止むと起きてしまう…などです。

定番の方法だからといって、誰にでも当てはまるというわけではありません。

もし「この方法はうちの子に合わないかも?」と思ったら、別の方法に切り替えてその子なりに安心して眠くなれる方法を探って上げるといいでしょう。

そして、合う方法が見つかったらできるだけ同じ体勢、同じ時間、同じ場所など、環境を一定にすることが大切です。

毎日同じリズムで同じ寝かしつけを繰り返すことで、だんだんと「今は寝る時間だ」と子供が解るようになってきます。

子供が寝ないせいで生活に支障が出る場合は受診を

子供が寝ないせいで生活や成長に支障がでている場合は、病院を受診することも視野に入れる必要があります。

  • 眠れない、寝ていても途中で何度も起きてしまう
  • 生活リズムが整わず昼と夜の区別がない
  • 寝てる間に異常な行動を取る
  • 寝てる間の呼吸に異常が生じる(無呼吸、いびきなど)

こんな症状が慢性的に起こることを睡眠障害といい、背景に発達障害や喉の病気・異常が隠されている場合があります。

睡眠障害になると、十分な睡眠がとれないために情緒が安定しない、疲れが取れない、成長ホルモンが正常に分泌されず成長が妨げられるなど、育ち盛りの子供にとっても悪影響となる場合が多いため、早めにかかりつけの小児科を受診する必要があります。

まとめ

子供が成長するなかで、誰もが一度は「全然寝ない!」といった悩みを抱えたことがあると思います。

それには、毎朝決まった時間に起床する、寝る前の習慣を決めるといった生活習慣の改善、もしくは手足を温めてあげたり、肌の触れ合いで安心させるといった方法でその子にあった安心して眠れる環境を整えてあげることが効果的です。

また、睡眠時間には個人差がとてもあるものです。

親のせい、環境のせいと自分を責める必要はありません。

大切なことは長い間眠ることではなく、その子に必要な眠りを十分に満たして健康的な生活を送ることです。

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この記事の監修

森 瞳
NPO法人umi 代表理事
自分自身の妊活をきっかけに、世の中の妊娠に関する知識不足に気づき、妊娠、不妊、不妊治療に関する正しい知識を啓蒙するNPO法人umiを立ち上げる。
3年間の妊活の末に授かった2人の男の子の育児に奮闘する一方で、交流会や動画制作、本の出版を通じて、啓蒙活動を拡大中。

太田 恭子
管理健康栄養インストラクター、食育健康アドバイザー、幼児食マイスター、ベビーフードインストラクター 東京女子大学卒業後、フリーアナウンサーとして活動。
「子供の好き嫌いをなくすのは、親の役目」と考えたことから、食育に関する資格を取得。
食育をテーマにした、各種セミナーなどを開催中。

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