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子供の勉強のやる気を引き出すには?やる気が出る7つの方法

子供がなかなか勉強をしてくれない、親のお悩みあるあるではないでしょうか。

つい「早く宿題をやりなさい」「勉強しなさい」と言ってしまいがちですが、言われた子供はやる気をなくしてしまいます。

子供には、自分からやる気を出して勉強してくれるのが理想ですよね。

この記事では、なぜ子供のやる気が出ないのか、やる気を出してもらう方法を紹介します。

たくさんの方法を紹介するので、子供に向いているものを選んで試してみてくださいね。

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子供のやる気が出ない理由は?

子供が勉強のやる気が出ないのは、大きく2つの原因があります。

  • 勉強がおもしろくないから
  • なんのために勉強するかわからないから
  • 一つ一つ説明します。

    勉強がおもしろくないから

    勉強をおもしろいと思っている子供は、あまりいないのではないでしょうか。

    大きな理由として、「勉強の内容が理解できない」ことがあげられます。

    学校は集団で学習するので、苦手な子がしっかり理解できていなくても、次に進んでしまうのが現状です。

    そのままできないことが増えてしまうと、勉強はおもしろくないものになり、やる気もなくなってしまうのだと考えられます。

    なんのために勉強するのかわからないから

    勉強は将来のためにするものですが、子供にとっては先のこと過ぎるのでピンときません。

    算数や数学は理系に進まないなら必要ないように見えますし、国語の読解力は何に使うかわからず勉強している子供も多いでしょう。

    しかし大人になると、経済には数学が欠かせないし、人とのコミュニケーションに国語は大事だと気付きます。

    今すぐ必要だと気付きにくいので、子供は勉強する気にならないのかもしれません。

    子供のやる気をなくすのは親の言動が原因?

    親の言葉や態度は、子供のやる気にかなり影響を与ます。

    普段仕事や家事に追われ、ついついやってしまう言動が、子供のやる気をなくしているのかもしれません。

    紹介する言動は、どれも子供にとってガッカリすることです。

    突き放されている・認めてもらえていない、と感じてしまい、自己肯定感も下がってしまいます。

    ますますやる気がなくなってしまうので、注意が必要です。

    他の子と比べる

    友達や他の兄弟と比べられると、自分はダメなんだと落ち込んでしまうかもしれません。

    得意不得意は人によって違いますし、兄弟でも差があります。

    比較することで否定されたと感じてしまうこともあります。

    勉強でわからないことを聞かれたとき嫌そうにする

    子供からわからないところを聞かれるのは、よくあるシーンですよね。

    しかし、親もわからなかったり時間がなかったりすると、ついつい嫌そうにしてしまうことがあるのではないでしょうか。

    親に嫌そうにされたら、子供も嫌な気持ちになり、聞きたくなくなります。

    聞くことに嫌なイメージがついて、学校で先生に聞くのも苦手になってしまうかもしれません。

    無理に勉強をさせる

    子供が自主的に勉強するのを待っていると、いつまで経ってもやらないことがありますよね。

    つい怒って、無理に机に向かわせることもあるかもしれません。

    しかし無理矢理勉強させても、嫌々やったことは身につきませんし、ますます勉強が嫌いになってしまうこともあります。

    テストの点が悪いと怒る

    テストの点数は、勉強がどれくらい身についているかわかるバロメーターの一つです。

    点数が悪いと、つい「もっと勉強しなさい」と言ってしまうことがあるでしょう。

    怒られたから勉強するようになるとは限りませんし、よい点数が取れないから勉強が嫌いになるかもしれません。

    褒めない

    勉強に対して褒めてもらうことがないと、子供のやる気は出にくくなります。

    親にとって子供が勉強することは当然かもしれませんが、がんばっていることは褒められたいものです。

    何も言ってもらえないと無関心だと感じてしまい、やる気がなくなってしまいます。

    子供のやる気を引き出す方法7つ

    子供のやる気を引き出すための方法を7つ紹介します。

    ちょっとした意識を変えるだけで、今すぐにでも始められる方法なので、試してみてください。

    勉強する理由を話す

    前章の「子供が勉強のやる気が出ない理由は?」でも触れましたが、勉強をする意味がわからないと、やる気はなかなか出ません。

    将来のためなのはわかっていても、漠然としていると理解をするのは難しいものです。

    この勉強は、ここに役に立つ!とわかりやすく説明してあげると、理解が深まります。

    例えば暗記が大変な漢字の勉強ですが、世の中には漢字があふれているので、漢字を覚えることは必要不可欠です。

    算数の計算は、一緒に買い物に行き、予算内で1週間分のお菓子を買わせてみるのがおすすめ。

    計画的に・予算内に買い物することで、計算や暗算の大切さを教えてあげられます。

    日常の小さなことから勉強につなげてあげると、子供は理解しやすいですよ。

    小さな成功を積み重ねる

    わからない問題・解けない問題ばかりだと、やる気がなくなってしまうのは当然です。

    やる気を出すためには、「できた」という成功体験がとても大切なので、まずは簡単な問題から始めてみましょう。

    1回できるようになると、2回目以降のハードルが低くなるので、目標を決めて成功体験を積み重ねていくことがおすすめです。

    決めた目標クリアすることで、達成感を味わうことができるので、勉強が楽しくなりやる気もアップしますよ。

    親も一緒に勉強する

    子供が勉強しているのに親が遊んでいたら、子供のやる気は出ません。

    子供には「勉強しなさい」と言っているのに、親がスマホでゲームをしたりテレビを見ていたりしたら、説得力がありませんよね。

    勉強タイムには、親も一緒に勉強するのがおすすめです。

    大人にとっては簡単な子供の宿題ですが、実際見てみると忘れていることがあります。

    子供の宿題を一緒に解くことで、子供とのコミュニケーションにもなりますし、問題が解けたら達成感をわかちあえます。

    家事や仕事が忙しく、隣で勉強する時間が取れないこともあるかもしれません。

    家事をするのも立派な仕事なので、「一緒にがんばろう!」と声をかけ合って家事をしてもいいかもしれませんね。

    一緒にがんばることで、子供のやる気を出してあげましょう。

    勉強する場所を変える

    やる気が出ない原因の一つに、勉強する場所が適していない場合があります。

    1人で静かに勉強したほうがはかどりやすい子もいれば、多少の音がある空間のほうが集中できる子もいます。

    親の目が届き、子供も親に勉強を聞きやすいことから、リビング学習はとてもおすすめ。

    家では誘惑が多くて集中でいないなら、図書館や塾の自主学習室を使うのも手段の一つです。

    下の子にも協力してもらい勉強する環境を作る

    リビング学習のお話をしましたが、勉強しているところでうるさくするのはNG。

    特に下の兄弟姉妹がいる場合、うるさくなりがちです。

    下の子がうるさく遊んでいたりテレビを見ていたりしたら「なんで自分だけ勉強しなければいけないの?」と思うのは当然です。

    勉強中にテレビを消すのはもちろん、下の子にもなるべく静かな遊びをしてもらいましょう。

    お絵かきやパズルなど、一緒に勉強している雰囲気が出るのでがおすすめです。

    ご褒美を用意する

    勉強をがんばったご褒美を用意すると、子供のやる気はアップします。

    宿題をやったらおやつ、予習復習をしたらゲームなど、楽しいことが待っていると勉強する気になりやすくなります。

    逆に、「勉強をしなかったからご褒美なし」にするのは逆効果なので、やめましょう。

    ご褒美なしにしても、宿題は避けて通れません。

    やる気がない状態で勉強しても内容は残らず、嫌なイメージだけが残ってしまいます。

    子供がいつまでも勉強をしないと「ご褒美なし」と言ってしまいそうになりますが、グッと堪えましょう。

    褒めて自己肯定感を高めてあげる

    問題が解けたら・テストの点がよかったら、たくさん褒めてあげると子供はうれしくてやる気が出ます。

    褒められると自己肯定感が増し、成功体験として残るので、できたときには褒めてあげましょう。

    テストでは高得点が取れたことではなく、問題が解けたことを褒めるのがおすすめです。

    「宿題でわからなかったところができてるね」など、以前よりも成長していることを言うと、子供は「がんばった」「やればできる」と感じます。

    できるようになれば勉強が楽しくなるので、成長したことを褒めてあげましょう。

    まとめ

    子供は勉強に苦手意識を持ちやすく、やる気が出にくい子が多いですよね。

    親はつい怒ったり無理に勉強させたりしてしまうかもしれませんが、子供のやる気がなくなってしまうので注意が必要です。

    勉強はなぜ大切で、将来どんな役に立つのかを具体的に教えてあげることで、勉強に対する意識が変わります。

    子供のやる気を引き出すために、今回紹介した7つの方法をぜひ実践してみてくださいね。

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    この記事の監修

    森 瞳
    NPO法人umi 代表理事
    自分自身の妊活をきっかけに、世の中の妊娠に関する知識不足に気づき、妊娠、不妊、不妊治療に関する正しい知識を啓蒙するNPO法人umiを立ち上げる。
    3年間の妊活の末に授かった2人の男の子の育児に奮闘する一方で、交流会や動画制作、本の出版を通じて、啓蒙活動を拡大中。

    太田 恭子
    管理健康栄養インストラクター、食育健康アドバイザー、幼児食マイスター、ベビーフードインストラクター 東京女子大学卒業後、フリーアナウンサーとして活動。
    「子供の好き嫌いをなくすのは、親の役目」と考えたことから、食育に関する資格を取得。
    食育をテーマにした、各種セミナーなどを開催中。

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