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成長線_これ肉割れ?成長期に現れやすい成長線の予防と治療について

最近子供の背が伸びてきたな、と思ったら、子供の背中や腕に沢山の赤いうねうねした傷が!!いつの間に!?

なんて驚いたこと、ありませんか?

実はそれは肉割れの一種、急激な成長に合わせて肌に溝ができる症状で「成長線」というんです。

成長線のやっかいな所は、背中や膝の裏など、普段気付きにくいところにできてしまうこと。

うっかり放置したせいで跡が残ってしまい、普段の生活でも気になってオシャレやレジャーが楽しめない…なんてことになったら、誰だって悲しいですよね。

子供が大きくなるのは嬉しいけれど、成長線は無い方が…と思う方のために、この記事では成長線の予防方法、なってしまった場合の対処法などを解説していきます。

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そもそも成長線とは何?どうしてできるの?

成長線という言葉に聞き覚えが無い方でも、「肉割れ」と聞くとイメージしやすいかも?

特に女性は、妊娠中に同じような症状の「妊娠線」で悩んだ方も多いはず。

成長線とは、成長スピードに肌が耐えられず傷ついてしまう事をいいます。

肌表面に傷がつくわけではないので出血はありませんが、傷ついた下の真皮が透けて見えるため、肌が断裂したように見えてしまうのが特徴です。

また、成長期に差し掛かる頃の子供は、部活の筋トレによる体形変化や二次性徴における急激な体系変化なども同時期にあるため、大人より肌へのダメージが多い時期とも言えます。

成長線と肉割れは同じ?違う?

「成長線」「肉割れ」「妊娠線」…呼び方はそれぞれですが、症状は全て同じものなんです。

そもそも、皮膚は私たちが普段触れている肌表面の「表皮」、その下の「真皮」「皮下組織」と呼ばれる3つの層でできています。

骨の成長に皮膚の成長が追いつかず、伸ばされてしまった皮膚の真皮が裂けてしまうことを「肉割れ」「成長線」と呼んでいます。

ただ、脂肪の多い部分にできやすい肉割れとは違い、成長線は一般的に脂肪の少ない部分に出やすいといわれています。

成長線が出やすいのは背中、腕や足の関節付近、女子の場合は胸部です。

他にも過度な筋トレで急激に鍛えた部分に起こることもあります。

成長線ができると、こんな事で困る!

成長線は、子供の体が大きく成長している、なによりの証です。

子供の成長は親としては大変喜ばしいことなのですが、だからといって肌が傷ついてしまうのは困りもの。

ここでは成長線が実際にできてしまうと、どんなことで困るかを3つ説明していきますね。

困る理由①目立つ

まず、単純に跡が目立つので、隠そうと思うと着ることができる洋服が限られてきてしまいます。

特に女子は水着や夏服など、肌の露出が増える時期に悲しい思いをしてしまうかもしれません。

せっかくのオシャレが楽しい時期に、肌の跡のことを気にしてファッションが楽しめないなんてつまらないですよね。

困る理由②ケアが大変

一度できてしまった成長線を治すためには、ある程度の期間肌のケアが必要になります。

単純に毎日の手間が増えてしまいますし、医療機関で治療をしようと思ったらお金もかかってしまいます。

困る理由③跡がずっと残ってしまう

「肌の新陳代謝でそのうち傷が治るんじゃない?」と思うかもしれませんが、実は新陳代謝で常に生まれ変わっているのは真皮の上の表皮の部分だけなんです。

そのため、残念ながら一度傷ついた真皮は自然に放置するだけでは消えることはありません。

もちろん、時間と共に色が薄くなり目立たなくなることはありますが、完全に消えることはないんです。

これって成長線?よくある症状と注意点

ひとくちに成長線と言っても、症状は様々です。

「ただの成長線と思っていたら、実は全然違う病気だった!」なんてことにならないよう、成長線の見分け方と一般的な症状を2つ説明していきますね。

成長線の主な症状

症状別に説明する前に、成長線の見た目についていくつか説明しておきます。

成長線は傷ではないため、外傷や出血はありませんし、腫れたり熱をもったりしないのも特徴です。

症状としては、断裂したような溝が数本肌の表面に走っているのが一般的です。

縦や横はあまり関係なく、うねうねと波打ったような跡になります。

また、個人差はありますがピリピリとしたかゆみを伴う場合もあります。

特によく聞くのは「肌が乾燥してかゆいので掻いてたら、皮膚がピリッとしたので見ると割れていた」というものです。

症状①赤い成長線

成長線はできてすぐ、初期症状の時は主に赤みを帯びています。

これは、亀裂が入った皮膚の下にある毛細血管の色が透けているからです。

見た目は腫れていないミミズ腫れに似ています。

また、赤だけでなく紫や黒、ピンク、茶色など、人によって色も様々。

色のついている成長線はできたばかりの物なので、早めにケアをすれば目立たなくなる可能性はかなり高くなります。

症状②白い成長線

白い成長線は、時間が経過して赤から白っぽく色が変化したものです。

人によっては完全に元の肌の色と同じになる場合もあるため、見た目は初期ほど目立ちません。

ですが、初期よりも溝が深くはっきりとへこむことが多く、成長線の周りの皮膚もより引っ張られるため、そこだけ細かくデコボコしたシワっぽい質感になってしまいます。

子供の肌を守りたい!成長線の予防方法

子供の成長は嬉しいですが、肌に跡が残ってしまうのは親としても本人としても避けたいもの。

子供の肌を守るためには、成長線ができる前から予防をしておくことが大切です。

成長線ができにくい、柔軟で柔らかい肌を保てるようにしましょう。

乾燥した硬い肌では引っ張られた時にすぐに切れてしまいますが、水分と油分を含んだ柔らかい肌なら柔軟に伸びてくれるからです。

そのため、普段から肌を保湿クリームで柔らかく保っておくことがおすすめです。

1日1回、好きなタイミングで良いので成長線のできやすい背中や関節を中心にボディクリームやジェルなどで保湿してあげましょう。

特に効果的なのは入浴後肌が水分を含んで柔らかくなっている時です。

もちろん、肌が乾燥していると感じた時、寒くて乾燥が強い時期なら数回に分けて何度も塗っても構いません。

もし成長線ができてしまったら?2つの治療方法

とはいえ、予防も万全ではありません。

それに、多くの場合成長線は「いつのまにかできてた!」ということがほとんどです。

ですが、成長線ができてしまった後でも対処は可能です。

自宅で治療する場合

まずは自宅でできる事をやっていきましょう!

基本は予防と同じく、徹底的な保湿がメインです。

特に、赤みが目立つ初期の頃からしっかりと保湿をしてあげることが大切。

成長線は、肌の真皮が傷ついて出来てしまうものです。

真皮の大部分は「コラーゲン」と呼ばれる繊維状のタンパク質で作られているため、コラーゲン生成効果のあるクリームを選ぶとよいでしょう。

また、最近は成長線や肉割れ専用のクリームなどもあるので、予算の兼ね合いを考えて取り入れてみるのもいいかもしれませんね。

他には、食事でタンパク質を多めに摂取することも大切です。

コラーゲンの原料となるタンパク質は、肉や魚、乳製品、大豆製品に多く含まれています。

「直接コラーゲンのサプリを摂った方が法がいいんじゃない?」と思う方もいるかもしれませんが、コラーゲンは体内に入った時点でさらに小さいアミノ酸に分解され、体内の様々な部分で使われてしまいます。

コラーゲンが全てそのまま肌に使われるわけではないので注意が必要です。

医療機関で治療する場合

成長線や肉割れの治療は主に美容皮膚科で行っています。

治療方法にもいくつかの種類があります。

ポイント

  • 真皮にレーザーで傷をつけ、修復する過程で治していく「レーザー治療」
  • 炭酸ガスを真皮に直接注入しコラーゲンの生成を促す「炭酸ガス治療」
  • 細かな針で真皮に穴をあけ、傷を修復する力で治す「ダーマペン」

などです。

どの治療も美容目的の治療のため、保険適用外となります。

価格は治療方法やクリニックにもよりますが、1回の治療で安くても1万円、高いものだと5万円以上かかるものもあります。

治るまで継続的に通うにはかなりの経済的負担がかかりますし、お子さんの年齢や肌状況などで治療を受けられるかどうかも変わってきます。

「どうしても治療を受けたい!」という方は、一度クリニックで診察をしていもらうことをおすすめします。

まとめ

成長線とは、成長スピードに肌が耐えられず、引っ張られた肌の奥の真皮が傷ついてしまう事をいいます。

ポイント

  • 最初は赤みがあるものの徐々に白っぽく変化していく
  • 腫れや熱はないがかゆくなることがある
  • 溝のようにへこんでシワっぽくなる

といった特徴があり、しかも一度ついてしまった成長線は完全に消すことができません。

ですので、できる前から予防をしていく事が大切です。

「最近うちの子急に背が伸びてきたな」「そういえばちょっと乾燥肌気味かも?」と思うようになったら、早めにクリームで1日1回、保湿をしてあげましょう。

また、もし気付かないうちに成長線ができてしまっていても保湿をしてそれ以上肌にダメージが与えられないようにしてあげることが大切です。

肉割れ専用のクリームや美容皮膚科での治療も可能ですが、それなりに高価なので親子でよく相談して決めてみて下さい。

最後に、成長線は子供の体が成長しているなによりの証拠です。

これからもっと成長する我が子の肌のために、日頃からこまめな保湿を心がけてあげましょう。

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この記事の監修

森 瞳
NPO法人umi 代表理事
自分自身の妊活をきっかけに、世の中の妊娠に関する知識不足に気づき、妊娠、不妊、不妊治療に関する正しい知識を啓蒙するNPO法人umiを立ち上げる。
3年間の妊活の末に授かった2人の男の子の育児に奮闘する一方で、交流会や動画制作、本の出版を通じて、啓蒙活動を拡大中。

太田 恭子
管理健康栄養インストラクター、食育健康アドバイザー、幼児食マイスター、ベビーフードインストラクター 東京女子大学卒業後、フリーアナウンサーとして活動。
「子供の好き嫌いをなくすのは、親の役目」と考えたことから、食育に関する資格を取得。
食育をテーマにした、各種セミナーなどを開催中。

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