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子供の反抗期とうまく付き合う4つのコツと5つのNG言動

子供の反抗期は、あまりに突然訪れるので驚く親御さんも多いと思います。

「あんなに可愛かった我が子が急にどうした!?」と思うくらい冷たく接されるようになって戸惑いますよね。

コミュニケーションを取りたくても、無視されたり流されたりして聞いてもらえなかったり、攻撃的な発言をされてイライラしたり。

子供の成長過程とはいえ、どう接していいのか困ることもあると思います。

そこで今回は、反抗期の特徴と、反抗期の子供との上手な対応方法などをまとめました。

反抗期の子供にしてはいけないNG言動も解説しているので、今までうまくいかなかった理由を見つける参考にもなります。

ぜひ最後まで読んでくださいね。

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男の子反抗期の特徴2つ

男の子の反抗期に多くみられる特徴を挙げていきます。

言葉遣いが悪くなる

男の子は女の子よりも比較的、言葉遣いが乱暴になることが多いです。

突然「ババァ」と言ってきたり、「うるせー」なんて言われ、驚くこともあります。

物に当たる

言葉だけではなく、中には物に当たるようになる子もいます。

物を投げつけたり、扉をわざと乱暴に閉めたりすることも。

女の子反抗期の特徴2つ

続いて女の子に多くみられる反抗期の特徴を上げていきます。

男の子のような言葉遣い

わざと男言葉を使ったり、自分のことを「僕」と言ったりすることがあります。

内向的になる

部屋に閉じこもったり、よくいろんな話をしていたのに急に自分のことを話さなくなったりします。

共通する反抗期の特徴2つ

あいさつや返事をしない

反抗期中に多くみられる特徴です。

親のあいさつや呼びかけに返事をしなくなり、完全に無視されることもあります。

言うことを聞かない

今まで親の言うことを聞いていた子供でも、自分で考えた意見を通そうとします。

そのため親の意見に反対したり、口答えするようになってきます。

反抗期の態度には個人差がありますが、共通して言えることは自己主張の一種ということです。

子供の反抗期はいつからいつまで?

子供の反抗期がひどいと、「いつまで続くのか?」「もう耐えられない」という気持ちになりますよね。

実際子供の反抗期はどれくらい続くのでしょうか?

子供の反抗期は3回ある

一般的に子供の反抗期は3回あると言われています。

第一次反抗期が2歳のイヤイヤ期、思春期の頃に起こる第二次反抗期、その間の年長から小学校低学年に起こるのが中間反抗期です。

子供の反抗期はどれくらい続くの?

反抗期の期間には個人差があり、「数カ月で終わった」という人もいれば、「数年続いた…」という人もいます。

反抗期が収まるのにも、「きっかけがあった」と感じた人もいれば、「時間と共に自然と収まった」という人もいました。

子供の反抗期とは、気長に向き合っていく必要がありそうです。

そこで次の項目では、子供の反抗期を上手に対応するコツをお伝えします。

子供の反抗期を上手に対応するコツ

ここでは子供の反抗期が始まったときに、上手に対応するポイントをお話しします。

子供の話をちゃんと聞く

反抗期は自立しようとしている証拠です。

自分の意見を持つようになってきているので、子供の意見をきちんと最後まで聞いてあげてください。

ちゃんと話を聞くことで、子供は反発しつつも自分は愛されていると感じることができます。

話すのが難しいときは、メールやLINEでやりとりしてみるのもおすすめです。

干渉し過ぎない

反抗期は大人へと成長する過程のひとつです。

心配で話かける気持ちはわかりますが、必要以上に話しかけると、鬱陶しいと思われてしまいます。

少し距離を保って見守ることを心がけましょう。

甘えたいときは甘えさせる

大人への成長過程とはいえ、まだ子供です。

親に甘えたいこともあります。

そんなときは思いっきり甘えさせてあげましょう。

親から愛されていることを実感してくれるはずです。

子供からのサインを見逃さない

反抗期のときの子供は、親に反発することが多いですが、伝えたいこと・気付いて欲しいこともあります。

反抗期のときはそういったことをうまく伝えてくれないことも。

そんなときは小さくてもサインを送ってくれたりします。

子供から送られたサインを見逃さずに、察知してあげれば、子供も安心して成長できます。

子供が反抗期のときついやってしまうNG言動

子供に反抗されるとついやってしまうNG言動についてもお話しします。

余計に子供の心が離れてしまうので、気を付けてください。

叩く

叩くことは絶対にやってはいけません。

イライラしてつい手が出てしまうこともあるかもしれませんが、余計反感を買うだけです。

感情的に怒る

子供が暴言などを言ってきても、感情的に怒ることはいけません。

火に油を注ぐだけです。

同じ土俵には乗らないように、一歩引いて冷静に対応するようにしてください。

決めつけて頭ごなしに否定する

子供が決めたことにややりたいことに対して「そんなのできるわけない」「そんなことやっても意味がない」など、決めつけて否定することはやめましょう。

心配なのはわかりますが、ただただ煙たがられるだけです。

決めつける前に、子供の話を聞いてあげてください。

周りと比べる

「〇〇くんは〜だった」「私が小さい頃はできたのに」など、誰かと比べて卑下することはしないでください。

誰かと比較されるのは、大人でも嫌ですよね。

他人と比べずに、子供を信じて見守ってあげましょう。

無関心

子供は干渉されすぎることも嫌いますが、関心を持たないと心が離れていってしまいます。

非行に走る原因にもなり、さらに悪い方向に行ってしまう可能性もあります。

得意なことは褒めてあげたり、苦手なことに取り組んでいるときは応援してあげたり、親がいつでも見守っていることを伝えてあげましょう。

子供に反抗期がないと心配?

子供の反抗期が手に負えないこともあります。

子供はおおきくなるほど、自己主張も強くなりますし、男の子だと力も強くなります。

反抗期は大切な成長過程のひとつです。

反抗期がない子供もいますが、多くの子供が経験します。

もし反抗期がないように感じても、親がわからないように隠している可能性もあります。

また反抗期がないまま大人になった人の中には、大人になってから反抗期のような状態になったりすることもあるようです。

大変だとは思いますが、子供が健全に成長していて、「素直にぶつかってきてくれている」と広い心で受け止めてあげましょう。

まとめ

今回は、子供の反抗期の特徴や対応方法についてお伝えしました。

子供の反抗期を上手に対応するコツは「話を聞くこと」「干渉し過ぎない」「甘えたいときは甘えさせる」「サインを見逃さない」ということでした。

いきなり全部を実行するのは難しいと思います。

まずはやってしまっているNG言動を止めることから始めてみるのがおすすめです。

ポイント

  • 叩く
  • 感情的に怒る
  • 決めつけて頭ごなしに否定する
  • 周りと比べる
  • 無関心

この5つを気を付けるだけでも、少しずつ変わってくると思います。

ただ毎日子供の負の感情に晒されるのは、親と言えど疲れてしまいます。

適度に距離を保ちつつ、温かく見守ってあげましょう。

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この記事の監修

森 瞳
NPO法人umi 代表理事
自分自身の妊活をきっかけに、世の中の妊娠に関する知識不足に気づき、妊娠、不妊、不妊治療に関する正しい知識を啓蒙するNPO法人umiを立ち上げる。
3年間の妊活の末に授かった2人の男の子の育児に奮闘する一方で、交流会や動画制作、本の出版を通じて、啓蒙活動を拡大中。

太田 恭子
管理健康栄養インストラクター、食育健康アドバイザー、幼児食マイスター、ベビーフードインストラクター 東京女子大学卒業後、フリーアナウンサーとして活動。
「子供の好き嫌いをなくすのは、親の役目」と考えたことから、食育に関する資格を取得。
食育をテーマにした、各種セミナーなどを開催中。

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