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身長が低いとスポーツには不利?高身長になりやすいのは?

両親の身長が低いと、遺伝で子供の身長も低くなるのではと心配になりますよね。

特に子供にスポーツをやらせたいと考えているなら、低身長が不利になるのではないかと気になります。

しかし実は身長が高い方が不利になって、身長が低い人の方が有利になるスポーツも結構あるのです。

そこで今回は、身長が低い方が有利になるスポーツにはどんなものがあるのか、詳しく紹介します。

また「子供の身長が伸びるようにできるだけのことはしたい」と考えている親御さんのために、身長が伸びやすいスポーツや、子供の身長を伸ばすためのポイントも合わせてお伝えしていきます。

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高身長はスポーツで有利!身長が高いと有利なスポーツ具体例

背が高い人が活躍しているスポーツといえば、バスケットボールやバレーボールが思い浮かぶ人も多いと思います。

それ以外にも野球のピッチャーは背が高い方が有利で、プロ野球選手も高身長な人が多いく、侍ジャパンの平均身長も180cm近いです。

また水泳でも、高身長だと手足が長く多く水がかけることから、比較的身長が高い方が有利と言われています。

身長が高いと不利なスポーツ

多くのスポーツでは、身長が高い方が有利と言われており、プロスポーツ選手にも高身長の選手が多いのも事実です。

けれども実は身長が高い方が不利になるスポーツも少なからずあります。

ではどんなスポーツは身長が高いと不利になるのでしょうか?

回転するスポーツ

体操やフィギュアスケートなど回転するスポーツは、身長が高いと回転時の負荷がかかりすぎてしまうため、不利になると言われています。

これはタオルなどを回してみるとわかりやすいのですが、短く持ったときの方が、長く持ったときよりも回しやすくなります。

人間でも同じで、身長が低い人の方が遠心力の影響を受けにくく、スムーズに回転することができるので有利です。

空気抵抗を受けるスポーツ

次に空気抵抗を受けるスポーツも、身長が高い人は不利になります。

これは走っているときに風が吹いた場合を想像するとわかりやすいのですが、風を受ける面積が広い方が抵抗を受け、進みにくくなります。

例えば競輪などの自転車競技がそうです。

低身長でも不利じゃない!活躍できるスポーツ

先ほど多くのスポーツで身長が高いことが有利になるとお伝えしましたが、反対に身長が低いことが有利になるスポーツもあります。

身長差が影響しないスポーツなら、低身長でも武器になりますし、階級別なら大きな選手との戦いでケガをするリスクも減らすことができます。

どんなスポーツなら低い身長を活かすことができるのかお伝えしますね。

体操

体操では鉄棒や床、跳馬など回転を伴う技が多いので、身長が低い方が有利だと言われています。

確かにオリンピックや世界大会で活躍している選手は低身長な人が多く、金メダリストの内村航平選手も162cmと、日本男性平均身長の171cmよりも低くなっています。

競馬

騎手は身長というより体重が厳しく制限されるのですが、低身長の人と高身長の人が同じ体重の場合、低身長の選手の方が筋肉量が多くなり有利になると言えます。

G1優勝も多くしている福永祐一選手も、身長160cmと平均身長よりも低くなっています。

モータースポーツ

風の抵抗を受けるモータースポーツも、比較的身長が低い方が有利と言われていますが、特にF1の場合身長が高すぎるとコクピットに入れません。

そのため小柄な体型の人が多いです。

F1のグランプリで入賞経験もある佐藤琢磨選手も、身長164cmと高身長ではありませんね。

階級のある格闘技

ボクシングや柔道、レスリングなど、階級が区別されているスポーツに身長はあまり関係ありません。

むしろ重心が低くなり安定感が増すので、身長が低い方が有利になるでしょう。

女子柔道48kg級だった谷亮子選手は、身長146cmと小柄ですがオリンピックで金メダルを2回獲得しました。

また「霊長類最強女子」の異名を持つ、女子レスリングフリースタイルの吉田沙保里選手も身長157cmと決して高身長ではありません。

身長とやっているスポーツの関係は?身長が伸びやすいスポーツはこれ

ここまでは身長の高い低いが、スポーツにとって有利不利になるのかお伝えしましたが、ここからはスポーツによって身長の伸び方は変わっていくのかということについてお話ししていきます。

まずはじめに、身長を伸ばすためには縦方向の運動が重要だと言われており、ジャンプが多いスポーツは身長が伸びやすい傾向にあります。

では具体的にどんなスポーツが、比較的身長が伸びやすいと言われているのかというと、

ポイント

・バレーボール
・バスケットボール
・バレエ

など、度々ジャンプするスポーツは身長が伸びやすいそうです。

ただし過度な練習は膝などの関節に負担がかかり、悪影響となる可能性があるので注意しましょう。

また水泳はジャンプはしませんが、水中の浮力で体が常に水平になり、血液の循環にも優れた全身運動であることから身長が伸びやすくなると言われています。

身長を伸ばす3つのポイント

身長が低くい方が有利なスポーツはありますが、子供が好きなスポーツを選べるように「子供の身長をできるだけ高くしたい!」と思いますよね。

特に両親の身長が低いと、できる限りのことはしたいと考える親御さんも多いでしょう。

そこで子供の身長を伸ばすためにできることを3つ紹介していきます。

質の良い睡眠

「寝る子は育つ」という言葉もある通り、睡眠は身長を伸ばす上で大切な役割を果たします。

成長を促す「成長ホルモン」をたくさん分泌させるためには、眠り始めの最初の3時間で深い眠りにつけるかが大切です。

そのため質の良い睡眠を目指すために、寝る3時間前までに食事を済ませるようにしたり、スマホなどブルーライトが出る機器は布団に入ったら使わないようにするといいでしょう。

バランスの良い食事

身長を伸ばすには、バランスの良い食事を3食きちんととることも重要です。

「身長を伸ばすにはカルシウムがたくさん入った牛乳を飲んでおけばOK」と思っている人もいるかもしれませんが、牛乳は骨の密度をあげる栄養素なので、タンパク質も一緒にとりましょう。

またカルシウムやタンパク質の吸収を助ける、ビタミンやミネラルも一緒にとることで、より効率的に栄養を摂取できます。

さらによく噛むことによって、栄養の吸収率が上がるので、最低15回は噛んで食べるようにしましょう。

適度な運動

適度な運動をすることで、全身の血流が良くなり、身体にくまなく栄養を運ぶことができます。

全身に栄養が行き届くということは、骨や筋肉の成長もスムーズになるので、身長も伸びやすくなると考えられています。

また骨は縦方向の負荷によって伸びるので、適度な運動やストレッチによっても身長が伸びやすくなるでしょう。

ただし過度な運動によって筋肉をつけすぎてしまうと、身長が伸びにくくなると考えられているので、子供の年齢に応じた適度な運動量を目指しましょう。

まとめ

多くのスポーツでは身長が高い方が有利になり、活躍できる機会も多くなりますが、反対に身長が低いからこそ能力を発揮できるスポーツがいくつもあります。

ただ身長だけで勝負が決まるわけでもなく「有利」なのか「不利」なのかという話です。

どの競技でも身長に関係なく活躍している選手はいますし、身長ばかりを気にして自ら選択の幅を狭めることはとてももったいないことです。

まずは子供のやりたいスポーツを思う存分やらせてあげたいですね。

とはいえ子供の身長を伸ばしたい親御さんの気持ちもわかるので、睡眠・食事・適度な運動を心がけてみるといいでしょう。

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この記事の監修

森 瞳
NPO法人umi 代表理事
自分自身の妊活をきっかけに、世の中の妊娠に関する知識不足に気づき、妊娠、不妊、不妊治療に関する正しい知識を啓蒙するNPO法人umiを立ち上げる。
3年間の妊活の末に授かった2人の男の子の育児に奮闘する一方で、交流会や動画制作、本の出版を通じて、啓蒙活動を拡大中。

太田 恭子
管理健康栄養インストラクター、食育健康アドバイザー、幼児食マイスター、ベビーフードインストラクター 東京女子大学卒業後、フリーアナウンサーとして活動。
「子供の好き嫌いをなくすのは、親の役目」と考えたことから、食育に関する資格を取得。
食育をテーマにした、各種セミナーなどを開催中。

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